授業コード 50026800 クラス
科目名 環境法演習a 単位数 2
担当者 下村 英嗣 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 環境法文献講読
授業の概要  大学では自ら学ぶ姿勢が必要不可欠であり最重要である。自ら学び、学習し、研究するには、文献を講読する能力を備えなければならない。このゼミナールでは、環境法に関連する文献を読解し、文献の内容紹介や私見を他者に発表し、質疑応答を行うことによって、読解力と意見構築能力を身につけることを目指す。また、文献講読により環境法に関する知識を獲得する。
 毎回、指定プリントを利用して次のように進める。
*予習:毎回、次回取り上げる文献の指定した範囲を読む
①課題図書の指定範囲の要約の記述400字程度
②受講者全員が1人ずつ内容紹介と私見を発表する(30分)
③質疑応答(15分)
④教員による解説(15分)
⑤質疑応答を踏まえた要点の記述200字(15分)
*提出されたプリントは、フィードバックとして毎回赤入れ・コメントを記述して次回授業時に返却する。
 本年度は、公害関連法に関する文献として「いのちと重金属」、「四大公害病」、「地球をめぐる不都合な物質」の3冊を読む(本の詳細はテキスト欄を参照)。
学習の到達目標  文献や資料を読解することによって、自ら学ぶ姿勢を修得し、自らの意見とその論理を構築する能力をみにつけることができる。また、指定文献の読解により環境法に関する知識を身につけることができる。
授業計画 第1回 ・前半:ガイダンス(授業概要、採点基準提示など)
・後半:シラバス確認テスト(授業への取り組みとして成績評価対象)
第2回 「いのちと重金属」はじめに・1章
第3回 「いのちと重金属」2章
第4回 (オンデマンド)「いのちと重金属」3章
第5回 「いのちと重金属」4章
第6回 「いのちと重金属」5章
第7回 「四大公害病」はじめに・1章
第8回 「四大公害病」2章
第9回 「四大公害病」3章
第10回 「四大公害病」4章・終章
第11回 「地球をめぐる不都合な物質」プロローグ・1章・2章
第12回 「地球をめぐる不都合な物質」3章・4章
第13回 「地球をめぐる不都合な物質」5章・6章
第14回 「地球をめぐる不都合な物質」7章・8章・エピローグ
第15回 (オンデマンド)
読書感想文執筆と提出(1000字程度)
フィードバック(プリントに関する講評)
授業外学習の課題 ①文献の指定した範囲を必ず読んでくること(2時間)
②文献は一連の流れの中で理解しなければならないので、次回の指定範囲を理解するために、必ず復習をして内容理解の深化につとめること(2時間)
履修上の注意事項 【ブレンド型授業を実施します。】
*オンデマンドはMoodleを使用
①毎回予習が欠かせないため、強い勉学意欲が望まれる。
②指定した文献は、各自で購入し、準備すること
③遅刻者、欠席者(公認欠席制度利用者を除く)へのプリントの配布はいかなる理由があろうとも行わない。
④環境法に関する基礎的知識がある程度必要なため、環境法入門、環境法を履修しておくことを勧める。(履修していない者は環境法入門の指定教科書を活用し、自分で勉強しておくこと)
※公認欠席制度利用時の欠席への対応は、以下の通りとする。
・シラバス確認テストは代替措置
・資料は後日配布
・指定(要約)プリントは後日配布し、指定期限までに提出
・読書感想文はMoodleまたはメールで後日の指定期限までに提出
成績評価の方法・基準 ①授業への取り組み姿勢(第1回の確認プリント、毎回の質疑応答の発言)25%
②毎回提出を義務付ける要約プリント65%
③読書感想文(第15回)10%
テキスト 渡邉泉「いのちと重金属」(ちくまプリマー新書)
政野淳子「四大公害病」(中公新書)
日本環境化学会「地球をめぐる不都合な物質」(ブルーバックス)
参考文献 授業内で適宜紹介する
主な関連科目 環境事例入門、環境法入門、環境法、比較環境法、暮らしの中の環境法、気候変動と環境法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は、質疑応答、解説の時間に積極的にしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) FHES23103 2023~2023 2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) 51200 2024~2024 2・3・4 - -