授業コード | 50024800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 基幹Ⅱ特殊講義b(環境調査・測定法) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 永井 正太郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 環境調査・測定法 Research Methods of Environmental Studies |
学修の概要 | この授業では人や人を取り巻く環境を調査・測定する手段について、様々な手法があることを講義形式で説明する。また、適切な調査・測定を行うために必要な研究デザインや倫理的配慮についても学習する。 |
学修の到達目標 | 調査や実験を行うための適切な手法を自ら選択し、計画を立てることができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:講義の目的と概要、進め方 |
第2回 | 人を対象とした様々な調査・測定方法(質的調査/量的調査、実験的手法/非実験的手法、環境評価/環境査定) | |
第3回 | 事例研究 | |
第4回 | 観察法・面接法 | |
第5回 | 質問紙を用いた調査(1):作成方法と留意点 | |
第6回 | 質問紙を用いた調査(2):授業内課題 | |
第7回 | 実験的手法(1):タスクパフォーマンスの測定 | |
第8回 | 実験的手法(2):主観的評価、生理的評価 | |
第9回 | 小テスト、各種方法の比較 | |
第10回 | 研究デザインと実験の統制 | |
第11回 | 研究協力者(調査対象者)の選定方法 | |
第12回 | 調査から得られた統計データの扱い方 | |
第13回 | 調査レポートの書き方 | |
第14回 | 人を対象とする調査における研究倫理 | |
第15回 | 総括:これまでの授業について復習を行う。 |
授業外学習の課題 | ・各自の問題意識や研究テーマに対して、授業内容をどのように活用するか検討することが求められる。 ・関連する文献や実例の紹介を行う予定です。それらを読み、授業内容に対する理解を深めてください。 1回の授業につき、3~4時間が目安として定められている。 |
履修上の注意事項 | ・学生の興味関心や理解度に応じて、授業内容やその順序を一部変更することがある。 ・それぞれの授業内容が密接に関連しているため、欠席をすると内容の理解が難しくなることが考えられる。 ・授業に対する質問や意見の表明などは歓迎する。 【公認欠席制度による配慮内容について】 ・公認欠席となった場合、出席カードを提出したのと同等の扱いを行います。 ・授業資料はMoodleにて配布しているので、必要に応じて利用してください。 ・授業内課題や小テストの際に公認欠席となった場合は、別日程での小テスト実施にて対応します。ただし、場合によっては代替措置による対応となる場合もあります。 |
成績評価の方法・基準 | 授業内課題(25%)、小テスト(15%)、レポート(60%)を目安として、授業への取り組みを加味して総合的に評価する。 |
テキスト | テキストの指定はありません。 |
参考文献 | アン・サール『心理学研究法入門』新曜社(2005年) 南風原朝和、市川伸一、下山晴彦編『心理学研究法入門 調査・実験から実践まで』東京大学出版会(2001年) 羽生和紀『環境心理学 第2版』サイエンス社(2019年) 日本建築学会編『住まいと街をつくるための調査のデザイン』オーム社(2011年) 小熊英二『基礎からわかる 論文の書き方』講談社(2022年) 高橋秀明『新訂 ユーザ調査法』放送大学教育振興会(2020年) など授業中に適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 「生活科学論」、「生活と科学」、「社会統計学入門」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は授業中・授業終了後のほか、メールなどでも常時受け付けます。 問い合わせ先メールアドレスは授業内でお伝えします。 出席カードに書かれた質問などに対しては、その次の授業冒頭にて回答します。 希望者には小テストや最終レポートなどに対してフィードバックを行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅱ環境社会系) | FHES35251 | 2017~2017 | 3・4 | - | - | - | - | - |