授業コード | 50021200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 地域環境論 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 佐々木 緑 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 地域環境論 Regional Environment |
学修の概要 | 本講義では、地域特有の自然環境と人間の営み(生活文化や産業)によって特徴づけられている地域環境について学修したうえで、そこで生じる環境問題と地域の対応や課題について理解する。 具体的には世界に広がる多様な人々の暮らしを自然環境、人口分布や経済の偏りから理解しつつ、各地域の廃棄物問題、都市や農山村での問題、そして近年、顕著になっているさまざまな災害を事例に授業を進めていく。授業内容の配分として、廃棄物問題に重点を置いていることに注意する。 |
学修の到達目標 | ◆地域の多面性を理解しつつ、環境問題の背景と課題を考えることができる。 ◆環境問題の捉え方を理解できる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 世界に広がる多様な地域(1) | |
第3回 | 世界に広がる多様な地域(2)経済格差 | |
第4回 | 環境問題の捉え方 | |
第5回 | 日本の廃棄物の現状 | |
第6回 | 日本における廃棄物処理の歴史 | |
第7回 | 日本の廃棄物処理をめぐる問題 | |
第8回 | 広島市における廃棄物処理 | |
第9回 | 世界の廃棄物の現状 ①先進国 | |
第10回 | 世界の廃棄物の現状 ②途上国 | |
第11回 | 国境を越える廃棄物 | |
第12回 | 地域環境問題の事例紹介 | |
第13回 | 日本の農山村の現状と課題 ①農山村の空洞化 | |
第14回 | 日本の農山村の現状と課題 ②限界集落 | |
第15回 | 災害と防災 |
授業外学習の課題 | ・授業前後に以下の文献、資料に目を通しておくと,授業内容の理解が深まる。 ①石 弘之(2002)『環境学の技法』東京大学出版会. ②岡田広行(2015)『被災弱者』岩波新書. ③増田寛也(2014)『地方消滅』中公新書. ④小田切徳美(2014)『農山村は消滅しない』岩波新書. ⑤環境省の廃棄物・リサイクル対策関連ホームページ http://www.env.go.jp/recycle/ ⑥環境省(2023)『令和5年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』環境省. https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/ ・授業の予習復習には2~3時間程度の学修やノートの整理をすることが望ましい。 |
履修上の注意事項 | ・授業内容の配分として、廃棄物問題に重点を置いていることに注意する。 ・他学部の学生が履修する場合は、環境の基礎知識がないと授業内容への理解が難しいことも多いので、上記の⑥の文献に目を通しておくこと。 ・毎回、資料を配布するが、同じ資料のカラー版をmoodleにpdf形式で置いておくので、印刷が見えづらい場合や欠席した場合、学修にはそちらを利用すること。 ・授業中、テーマについてグループでの話し合いと意見の発表をさせることがある。 ・各自、授業中にメモやノートをとること。 ・リアクションペーパーは、配布時に来ている学生のみに配布する。 ・公認欠席時の資料は後日配布する。(moodleからも印刷可能) |
成績評価の方法・基準 | リアクションペーパー10%、期末試験90%で評価する。 |
テキスト | 教科書は指定しない。 |
参考文献 | 各講義で適宜,参考文献をあげていく。 |
主な関連科目 | 環境地理学概論,環境と農林水産業,食料環境システム論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後、受け付ける。リアクションペーパーに対するフィードバックは次回授業内で随時言及する。また、アナウンス、資料の掲載などはmoodleを使用する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | FHES23110 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | FHES13108 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | 51200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |