授業コード 50017409 単位数 2
科目名 環境ゼミナールa クラス 09
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 松川 太一 配当年次 *下表参考

授業の題目 環境社会学ゼミナール Seminar in Environmental Sociology
学修の概要 社会学はコミュニケーションやコミュニティなど、人と人の関係(=社会)について考える学問である。この授業では、コミュニケーションやコミュニティが直面している問題について、社会学の視点から研究する方法について学ぶ。

前期の環境ゼミナールaでは、社会学とSDGsに関する文献を読み、要約し、議論することを通して、研究に必要な読む力、書く力、話す力、考える力の育成に重点をおく。
学修の到達目標 ・研究に必要な読む力、書く力、話す力、考える力を修得し、授業内外のコミュニケーションで活用することができる。
・受講者自身の興味関心にもとづいて、おおまかな調査テーマを考えることができる。
授業計画 第1回 【以下の授業計画は進行状況によって変化する可能性がある】
社会学(1):〈社会〉の謎と正体を探る
第2回 社会学(2):社会学の流儀、〈社会〉を知るには集団を見よ
第3回 社会学(3):家族の作り方、性愛と親密な関係
第4回 社会学(4):都市と地域社会、変容する都市空間
第5回 社会学(5):人が働く/人を働かせる方法、日本人の働き方、働き方を見直す
第6回 社会学(6):集団とネットワーク
第7回 社会学(7):神話世界としての消費空間、宗教と社会
第8回 社会学(8):政治という非日常、グローバル化する世界と日本
第9回 SDGs(1):SDGsとは何か
第10回 SDGs(2):SDGsが実現する経済、社会、環境の統合
第11回 SDGs(3):SDGsの全貌
第12回 SDGs(4):企業はSDGsにどう取り組むべきか
第13回 SDGs(5):自治体におけるSDGsの取り組みと課題
第14回 SDGs(6):皆の目標としてのSDGsへ
第15回 SDGs(7):SDGsのこれから
授業外学習の課題 文部科学省の省令(大学設置基準)および本学学則では、単位修得には少なくとも授業時間の2~3倍の授業外学習を求めていることを念頭に置いて、下記をはじめとする授業外学習に取り組むこと。
・事前学習(2時間程度):テキスト輪読の際は該当部分を熟読して要約を作成する。
・事後学習(2時間程度):授業で指示された課題に取り組み、授業で学んだ内容について復習する。
履修上の注意事項 ・資料配布や課題提出等にMoodleを利用する。
・公認欠席制度の配慮内容は以下の通りとする。
 -公認欠席時の資料は後日配布する。
 -小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(60%)、課題提出(40%)を目安に総合的に評価する。
テキスト ・出口剛司, 2022,『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA. (角川文庫, ISBN:9784046059765)
・蟹江憲史, 2020,『SDGs(持続可能な開発目標)』中央公論新社. (中公新書, ISBN:9784121026040)
→ 2冊とも電子書籍が販売されているので、紙版、電子版どちらでも可。
参考文献 ・沼崎一郎, 2018,『はじめての研究レポート作成術』岩波書店.(岩波ジュニア新書, ISBN:9784005008650)
・宮内泰介・上田昌文, 2020,『実践 自分で調べる技術』岩波書店.(岩波新書, ISBN:9784004318538)
・苅谷剛彦, 1996→2002,『知的複眼思考法──誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社.(講談社+α文庫, ISBN:9784062566100)
・友枝敏雄・浜日出夫・山田真茂留, 2017,『社会学の力──最重要概念・命題集』有斐閣.(ISBN:9784641174306)
・作田啓一・井上俊 編, 1986→2011,『命題コレクション 社会学』筑摩書房.(ちくま学芸文庫, ISBN:9784480094247)
・筒井淳也, 2020,『社会を知るためには』筑摩書房.(ちくまプリマー新書, ISBN:9784480683823)
・本田由紀, 2021,『「日本」ってどんな国?――国際比較データで社会が見えてくる』筑摩書房.(ちくまプリマー新書, ISBN:9784480684127)
その他、研究テーマに関連した文献を紹介する。
主な関連科目 環境ゼミナールb、卒業研究、社会統計学入門、環境コミュニケーション入門、環境社会学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談には、授業中および授業終了後、オフィスアワー(月曜5時限)、Moodle等で対応する。
課題等についてのフィードバックは、次回以降の授業もしくはMoodleで行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2017~2022 3 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2023~2023 3
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 51400 2024~2024 3