| 授業コード | 50016400 | 単位数 | 1 |
| 科目名 | 日本語の技術ｂ | クラス | |
| 履修期 | 後期授業 | カリキュラム | ＊下表参考 |
| 担当者 | 中園 篤典 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業の題目 | 日本語文章作成能力の育成 |
| 学修の概要 | この授業は、学生の文章力に焦点を当てます。 文章力とは、(1)書字力（語彙力、漢字力）、(2)作文力(語を使い分ける力、文を組み立てる力、文章を構成する力）、(3)創作力の３つを言います。 この授業では、議論において自分の主張を首尾一貫した論旨で400字程度の文章を書く能力の育成を目指します。具体的には、論説文への反論を書く時に必要な能力について、講義し、反論の技術を身につけるとともに、文章を書くことについての行動変容を目指します。 |
| 学修の到達目標 | 以下の態度が出来るようになる。 (1)いやがらずに文章を作る態度 (2)面白いことがあったら書いて人に読ませようとする態度 (3)大事なことや必要なことを書きとめておいて、後で役立てようとする態度、 (4)自分の書いたものを読み返して、より完全なものにまとめ上げようとする態度 |
| 授業計画 | 第１回 | 授業概要（「議論の技を学ぶ」とは） |
| 第２回 | 議論の技を学ぶ①「定義」（説得的定義と論証的定義） | |
| 第３回 | 議論の技を学ぶ②「類似」（正義原則） | |
| 第４回 | 反論の訓練①「型の習得」 | |
| 第５回 | 反論の訓練②「複数の根拠に反論する」 | |
| 第６回 | 反論の訓練③「大前提に反論する」 | |
| 第７回 | 日本語力調査・五色百人一首(中間まとめ) | |
| 第８回 | 日本語力調査の振り返り・研修ゲーム概説 | |
| 第９回 | 研修ゲーム実践と作文①（価値観や発想の多様性を悟らせるゲーム） | |
| 第１０回 | 研修ゲーム実践と作文②（創造性開発や問題解決を学ばせるゲーム） | |
| 第１１回 | 類似からの議論で反論する①（意見文Aタイプ） 課題文の分析・反論のポイントと反論の方法 |
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| 第１２回 | 類似からの議論に反論する②（意見文Bタイプ） 課題文の分析・反論のポイントと反論の方法 |
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| 第１３回 | 全体のまとめ(課題プリント実習) |
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| 第１４回 | 百人一首概説 ※オンデマンド（動画）❶ | |
| 第１５回 | 百人一首の成り立ち ※オンデマンド（動画）❷ |
| 授業外学習の課題 | (1)書く力の強化 参考文献(※書く力)を読み、文章の論理的な構成を意識する。 (2)読む力の強化 参考文献(※読む力)を読み、使用語彙を増やす。 ※公認欠席については、後日資料を配布します。 ※講義テーマについて、事前学習(2時間程度)・事後学習(2時間程度)をすること。 |
| 履修上の注意事項 | (1)アイスブレイクとしての五色百人一首については、感染防止に配慮しつつ、行なう予定です。 (2)実習科目のため、グループワークを主に行います。 ※授業中、常に誰かとコミュニケーションをとる必要がありますので、履修に当たって注意してください。 |
| 成績評価の方法・基準 | (1)授業ワークシート No.1～No.10 50％ (2)日本語力調査・振り返りシート 10％ (3)研修ゲーム実践報告 10％ (4)課題プリント 30％ ※講義の進行により、変更の可能性があります。 |
| テキスト | レジュメ（要点を整理したプリント）を配布。 |
| 参考文献 | ※書く力 香西秀信『反論の技術』明治図書 香西秀信『議論の技を学ぶ論法集』明治図書 香西秀信『「反論力」養成ノート』亜紀書房 ※読む力 横山雅彦『ロジカル・リーディング』大和書房 ※研修ゲーム 美濃一朗『若手をのばす研修ゲーム』日本経団連出版 ※百人一首 田辺聖子『小倉百人一首』角川書店 |
| 主な関連科目 | 日本語の技術ａ、日本語運用論 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問、課題プリントのフィードバック等は、Moodleで対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人間環境学部人間環境学科（入門科目） | 51200 | 2024～2024 | 1・2・3・4 | ○ | - | - | ○ | ○ |