授業コード 50013501 クラス 01
科目名 日本語運用論 単位数 2
担当者 中園 篤典 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代日本語の語彙・意味
授業の概要 この授業では、日本語の総合的な運用能力を測る6つの領域(敬語、文法、語彙、言葉の意味、漢字、表記)の中から、「敬語」「語彙」を選び、以下のテーマで講義します。
授業計画は、以下の通りです。
(1)適切な敬語の使用(国文法による規範)
(2)適切な語彙の使い分け(日本語史の視点)
(1)については、待遇表現(5種類の敬語)、(2)については、語構成と語種(和語・漢語)を講義します。
学習の到達目標 (1)正書法についての知識を身につけ,母国語を分析できるようになる。
(2)母国語の歴史に関心を持ち,規範的な態度を身につける。
授業計画 第1回 授業概要 4/9
(ノートづくりの方法)
第2回 敬語① 4/16
(丁寧語の仕組み)
第3回 敬語② 4/23
(尊敬語の仕組み)
第4回 敬語③ 4/30
(謙譲語の仕組み)
第5回 敬語④ 5/7
(丁重語・美化語の仕組み)
第6回 敬語⑤ 5/14
(敬語の乱れ)
第7回 敬語論まとめ 5/21
(問題演習と解説)
第8回 語構成① 5/28
(複合語とは何か)
第9回 語構成② 6/4
(連濁の仕組み)
第10回 語構成③ 6/11
(ライマンの法則)
第11回 語構成④ 6/18
(連濁以外の変音変化)
第12回 語構成⑤ 6/25
(混種語とは何か)
第13回 期末まとめプリントの解説 7/2
第14回 語彙論❶ 7/9 ※オンデマンド(動画)
(期末まとめプリントの解説補遺:語種)
第15回 語彙論❷ 7/16 ※オンデマンド(動画)
(期末まとめプリントの解説補遺:語の位相)
授業外学習の課題 ・事前学習(2時間程度)
第1回~第7回については、参考図書(※敬語)の該当個所を読むこと。
第9回~第12回については、参考図書(※語構成)の該当個所を読むこと。
第13回~第15回については、参考図書(※語彙論)の該当箇所を読むこと。
・事後学習(2時間程度)
講義中分からなかった用語については、上記該当箇所で調べること。
履修上の注意事項 ・Moodleを活用し、参考資料を掲示するので、確認すること。
・学生の理解度により、授業内容を一部変更する可能性があります。
※ブレンド型授業を実施(Moodleに動画を公開する)。
 ただし、授業の進行により、動画公開の日時がずれる可能性があります。例えば、対面の予定日がオンデマンド(動画公開)に、オンデマンドの予定日が対面授業に変更など。
 これら変更がある場合は、その都度授業で告知します。
※公認欠席時の資料は、後日配布します。
成績評価の方法・基準 (1)授業内小課題(リアクションペーパー)20%
(2)授業内ワーク(ノート実習プリント)60%
(2)期末まとめプリント20%
※授業の進度により、変更の可能性あります。
※公認欠席は、欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
テキスト レジュメ(講義の要点を整理したプリント)を配布します。
参考文献 ※敬語
萩野貞樹『みなさんこれが敬語ですよ』リヨン社
川本信幹『日本語検定 敬語』東京書籍
※語構成
金田一春彦『日本語の特質』NHKブックス
大津由紀雄『探検!ことばの世界』NHK出版
※語彙論
真田信治『よくわかる日本語史』アルク
森田良行『ケーススタディ日本語の語彙』おうふう
主な関連科目 日本語学、総合教養講義(現代日本語の特質)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問、課題プリント、レポートのフィードバック等は、Moodleで対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部英語英文学科(関連科目) 2014~2016 2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) FHES12108 2017~2017 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(入門科目) FHES11119 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(入門科目) FHES11116 2023~2023 1・2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(入門科目) 51200 2024~2024 1・2・3・4 - -