授業コード | 50008000 | 単位数 | 2 |
科目名 | 生物情報と環境 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 岡西 政典 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 海洋環境と生物について学ぶ Marine Environmental Biology |
学修の概要 | 海は地球の表層環境の大部分を占める。特に四方を海に囲まれた日本人にとって、海という環境を学ぶことは地球環境の理解に不可欠であると言える。また海に生息する生物は、陸とは異なる振る舞いを見せながら、それぞれが環境に影響を与えている. 本講義では,この海という環境を理解するための基礎知識、すなわち海洋科学における基本的な事項について、生物学、物理学、化学的な知見を交えながら解説する." |
学修の到達目標 | ・海洋環境と近代海洋学の歴史を説明できる ・水循環や熱収支、海流などの海洋物理学的特性を説明できる ・海洋における物質の生産過程を説明できる ・海水中の物質循環などの海洋化学的特性を説明できる ・気候変動が海洋に与える影響について説明できる" |
授業計画 | 第1回 | 講義ガイダンス,海とはどんなところか、近代海洋科学の歴史 |
第2回 | 海洋生物についてI:食物連鎖と生態系 | |
第3回 | 海洋生物についてII:生物にとっての海洋環境 | |
第4回 | 海流と潮流 | |
第5回 | 海水の物理化学I ~光、音、水温、塩分、密度~ | |
第6回 | 海水の物理化学II ~栄養塩、溶存酸素の鉛直分布~ | |
第7回 | 海洋の生物生産I ~レッドフィールド比~ | |
第8回 | 海洋の生物生産II ~プランクトンの変動~ | |
第9回 | ここまでのまとめ,植物プラクトンの増殖の基礎原理 | |
第10回 | 植物プランクトンの増殖要因 | |
第11回 | 海水中の有機物の形態と現存量 | |
第12回 | 海水中の有機物の循環 | |
第13回 | 内湾の環境 ~なぜ赤潮が発生するのか~ | |
第14回 | 河口域や潮間帯の生物学 | |
第15回 | 海底堆積物の成因と分布 |
授業外学習の課題 | ・予習に必要な教科書などは毎回の講義で適宜アナウンスする ・事前に参考文献を調べて,授業内容を予習すること.各講義で1時間ずつの予習と復習を行うこと |
履修上の注意事項 | ・対面形式を基本とするが,zoomによるオンデマンド行う可能性がある ・オンデマンドを行う場合は適宜連絡する ・高校での生物未履修者にも理解できるように講義を行う ・講義前にはMoodleなどを通じて毎回資料を配信する ・4回(第1回目を含む)以上を欠席した場合はX評価となる ・期末試験を受験しない場合はX評価となる ・公認欠席は単位認定要件には影響しないよう配慮する ※2023年度以降入学の学生については,この科目を履修するためには「生命科学」が履修前提科目となっているので予め履修しておくこと. |
成績評価の方法・基準 | ・期末試験:60% ※講義中にしっかりとメモをとること ・平常点評価:40% 授業時に行う小テストなどで評価する. |
テキスト | テキストは使用せず,Moodleなどを通じて毎回資料を配信する.また、講義当日にも直接配布する. |
参考文献 | 「海洋科学入門-海の低次生物生産過程-(第2版)」多田邦尚・一見和彦・山口一岩、恒星社厚生閣 2014年 その他,講義中に適宜提示する. |
主な関連科目 | 生物学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義中や講義終了後を含めて、質問については常に受け付ける。もしくはMoodleや個別メール(mokanish@shudo-u.ac.jp)にて対応する. 希望者にはテストの採点結果を、本人にのみ開示する |
5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
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課題への取り組み | 課題への取り組み・成果が極めて優秀であり,非の打ち所がない | 課題に対して的確かつ網羅的に取り組んでいる | 課題に対して一通り取り組んでいる | 課題に対する取り組みが不十分である | 課題に全く取り組んでいない |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) | FHES12104 | 2017~2017 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | FHES23121 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |