授業コード | 50001600 | 単位数 | 2 |
科目名 | 身体の健康 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 緒方 知徳 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 健康に関する身体の仕組みと適応を理解する Health promotion and physiological response |
学修の概要 | 「身体のしくみと健康」では,私たちの身体がどのように成り立ち,そして環境の変化に対してどう応答していくかの仕組みを中心に学びます。例えば,熱いところで発汗する,寒いときに鳥肌が立つ,筋力トレーニングによって筋肉が太くなるなどは,生体外,生体内の環境の変化に対して身体を守るための応答です。 本講義では,こういった環境の変化に対する生体の短期的,長期的な変化に着目していきます。また,今後の生活に役立つような知識や最先端の医療や科学を学び,現代社会における健康づくりや医学の実態も学んでいきます。 |
学修の到達目標 | 身体の仕組みを理解し,環境変化に応じて自分達の身体に起こり得る変化を具体的に説明できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ①授業概要の説明 ※授業全体の流れを理解する |
第2回 | ②身体の機能を理解するⅠ ・脳の働き ※脳の機能と記憶のメカニズムを理解する |
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第3回 | ③身体の機能を理解するⅡ ・脳と疾病 ※心の状態や脳疾患が起こるメカニズムを理解する |
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第4回 | ④身体の機能を理解するⅢ ・筋肉や内臓諸器官の働き ※人の身体に存在する臓器とその働きを理解する |
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第5回 | ⑤環境変化に対する生体の応答Ⅰ ・暑熱や寒冷環境に対する適応 ※体温調節のメカニズムを理解する |
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第6回 | ⑥環境変化に対する生体の応答Ⅱ ・活動、不活動に対する適応 ※活動量の変化が身体に与える影響を理解する |
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第7回 | ⑦環境変化に対する生体の応答Ⅲ ・多様なストレス環境に対する生体応答 ※気圧,睡眠,心理的ストレスに対する身体の応答を理解する |
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第8回 | ⑧老化を考える ・人はなぜ老いるのか ※老化にしくみを理解する |
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第9回 | ⑨老化を考える ・老化に伴う疾患や状態変化 ※老化によって起る病気のしくみを理解する |
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第10回 | ⑩最先端医療の現状 ・進化し続ける医療を理解する ※幹細胞,iPS細胞について理解する |
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第11回 | ⑪身近な病気の理解と予防 ・風邪やインフルエンザなどの身近な病気の理解と対処 ※急性上気道炎,ウイルス感染症などの発生メカニズムを理解する |
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第12回 | ⑫生活習慣と健康Ⅰ ・生活習慣病の発症要因 ※糖尿病にいたるめでのプロセスを理解する |
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第13回 | ⑬生活習慣と健康Ⅱ ・生活習慣病を防ぐには ※血圧の上昇と生活習慣の関係性を理解する |
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第14回 | ⑭環境変化と人の成り立ち,進化 ・環境変化が生物種の構成に与えた影響 ※進化に至るプロセスと環境変化の関係性を理解する |
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第15回 | ⑮授業の総括 ・環境変化と生体応答 ※全体を通して,環境変化と身体の応答,健康の関連性を考える |
授業外学習の課題 | 授業時に小テストを行いますのでメモを取りながら聞いてください。また、授業終了後は資料を復習し、参考文献を参照するなどしながらノートを整理しておいてください(実施目安:2時間程度). 授業後に示す次回の授業テーマを調べ,不明な点をメモしておくようにしてください(実施目安:2時間程度)。 毎回の小テストについては,次回の授業開始時に解説および質問への回答(フィードバック)を行います。 自分自身を理解する授業ともいえます。積極的に取り組んでください.質問は随時受け付けます。 |
履修上の注意事項 | 私語や途中退室など、マナーを守らない行為は厳禁とします。 公認欠席または不測の事態で欠席を余儀なくされた場合は,授業資料を別途配布しますので次回授業時に申し出てください。 ※2023年度以降入学の学生については、この科目は発展科目「環境生理学」の履修前提科目となっている。 |
成績評価の方法・基準 | 授業時の確認小テスト(13%)および期末テスト(87%)により評価します。 |
テキスト | その都度,資料は配付いたします。 |
参考文献 | ①竹宮隆,下光輝一 編 「運動とストレス科学」杏林書店 2003 ②安井至 著 「環境と健康」 丸善株式会社 2002 |
主な関連科目 | 環境生理学,健康科学論,健康スポーツ実習,運動スポーツ実習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
毎回の授業終了後をオフィスアワーとします。 質問・相談は,授業終了時に受け付けますが,授業中にも積極的に質問をしてください。授業時に配布するカードを用いて質問する場合は,次回授業の冒頭で回答を行います。 試験後の出題内容についての問い合わせについては,日時を指定して実施します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) | FHES12105 | 2017~2017 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |