授業コード 42032011 クラス 11
科目名 卒業論文 単位数 4
担当者 脇谷 直子 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 卒業論文
授業の概要 ゼミナールⅠおよびⅡをふまえ,ゼミナールⅢおよびⅣと並行して各自で設定したテーマに関する論文作成に取り組む.
複数人で論文を共著してもよいが,研究の役割分担を明確に決めて実施することは必須である.
なお,シラバス上の授業計画(特に第18回から第25回まで)は目安であり,扱うテーマや各自が立てた計画,個々の履修者の取り組み状況によって異なる場合がある.
学習の到達目標 自分で決めたことを最後までやり遂げることが重要である.
論文作成後は,課題に対する解決策と検証方法の検討を行い計画・実行できる力,論理的に説明の流れを構成する力,考えを適切な文章で説明する力を有することを目標とする.
授業計画 第1回 ガイダンス:
卒業論文で目指すゴールを認識する.
第2回 テーマ設定(概要):
情報社会の変容と,情報技術の発展について調べる.
第3回 テーマ設定(背景と先行研究の調査):
情報社会の変容と,情報技術の発展について考える.
第4回 論文作成のための計画(各自のテーマに応じた調査内容の決定):
テーマと課題の候補を整理する.
第5回 調査テーマ(1):
概要の調査を行う.
第6回 調査テーマ(1):
概要を調査した結果を文章で適切にまとめる.
第7回 調査テーマ(1):
概要を調査した結果を推敲する.
第8回 調査テーマ(2):
各自のテーマに基づく現状と課題を調査する.
第9回 調査テーマ(2):
現状と課題を調査した結果を文章で適切にまとめる.
第10回 調査テーマ(2):
現状と課題を調査した結果を推敲する.
第11回 調査テーマ(3):
各自のテーマに関する先行研究を調査する.
第12回 調査テーマ(3):
先行研究を調査した結果を文章で適切にまとめる.
第13回 調査テーマ(3):
先行研究を調査した結果を推敲する.
第14回 中間レポートの作成と発表:
この段階での卒業論文のテーマと研究計画についてまとめる.
第15回 前半のまとめと課題の整理:
ふりかえりを行う.
第16回 中間レポートに基づく計画:
スケジュールと品質を意識した計画を立てる.
第17回 詳細な計画と管理:
週単位で取り組むべきタスクを整理し,課題管理の方針を立てることができる.
第18回 研究の円滑な実施と論文作成1:
研究の背景と目的,範囲をまとめる.
第19回 研究の円滑な実施と論文作成2:
テーマの検討に必要な前提知識をまとめる.
第20回 研究の円滑な実施と論文作成3:
テーマの検討に必要な先行する議論を行う.
第21回 研究の円滑な実施と論文作成4:
追加調査を含む調査結果をまとめる.
第22回 研究の円滑な実施と論文作成5:
多角的な視点で考察する.
第23回 研究の円滑な実施と論文作成6:
考察結果の推敲を行い,客観的な視点に立って見直す.
第24回 研究の円滑な実施と論文作成7:
研究をまとめる.
第25回 研究の円滑な実施と論文作成8:
参考文献などの整理を行い,完成度を高める.
第26回 卒業論文ゼミ内提出:
目標を達成できたか,要件を満たしているかについて確認し,提出する.
第27回 卒業論文修正:
提出後の論文に対し,必要に応じた修正を行う.
第28回 卒業論文見直し後最終提出:
必要に応じた修正を行い,最終提出する.
第29回 総括(前半):
卒業論文とゼミナールの活動に関してふりかえりを行う.
第30回 総括(後半):
学生生活と4年間の学びについてふりかえりを行う.
授業外学習の課題 1.授業中に検討すべき問題が生じた場合には,次回までに問題に対する考えを整理してくる.
2.授業中に理解が不十分であった箇所は,自ら調べて次回までに理解し,必要に応じて質問を準備してくる.
3.授業外で論文作成等の必要があれば取組み,次回までの課題を特別に提示した場合は,対応を行う.
授業中に得られたコメントや学びについては,卒業論文に活かす必要があるため毎回振り返りに1時間程度かけることが望ましい.
特に後半は,卒業論文に取り組むための授業外学習は必須であり,総合して30時間程度必要となる(目安).
全体的には,授業前後に各2時間の学習を目安とする.
履修上の注意事項 全体を通してmoodleなどのツールを利用する.
ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳを履修していること.真剣に取り組むこと.
公認欠席については,moodleなどのツールにより可能な範囲で資料を提供する.
成績評価の方法・基準 A(平常点を含む)完成までのプロセス(50%),B最終提出された卒業論文が提示した卒業論文の要件を満たしているかと論文そのものの内容(50%)を評価する.
ただし「卒業論文ゼミ内提出」を行わない場合は,評価の対象としないことがある.
Aには多様な人々との協創(主体性,協働・協創,成長性)の観点による評価を含む.Bには知識と技能(テーマの設定,形式性,引用・参考文献,総合性)と,思考力・判断力・表現力(問題意識,理解・分析,表現・解決)の観点による評価を含む.
公認欠席については,最終評価時に平常点評価において配慮する.
テキスト 特に指定しない.
参考文献 必要に応じて提示する.
主な関連科目 ゼミナールⅠ,ゼミナールⅡ,ゼミナールⅢ,ゼミナールⅣ,ソフトウェアⅠ・Ⅱ,プロジェクトマネジメント論Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
原則として授業中に受け付けるが,電子メール等による質問も可能とする.この場合の具体的な方法は,授業中に指示する.課題のフィードバックは授業中あるいはmoodle上でコメントを返すなど様々な方法で行うが,質問や希望があれば柔軟に対応する予定である.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部経済情報学科(D群) FEEI40405 2017~2022 4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(D群) FEEI40405 2023~2023 4 -
経済科学部経済情報学科(D群) 42400 2024~2024 4 -