授業コード | 42032003 | 単位数 | 4 |
科目名 | 卒業論文 | クラス | 03 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 永岡 成人 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 数理モデルを用いた社会科学の研究 |
学修の概要 | 社会で起きる様々な現象や人々の意思決定を対象として、それらを数理モデルを用いて分析する研究を行います。自身の関心のある現象をテーマとして、それを独自の数理モデルを作成して分析する卒業研究を行い、その成果をまとめた卒業論文を作成します。 |
学修の到達目標 | ゲーム理論のモデルを用いた経済学的分析を行うことができる。 |
授業計画 | 第1回 | はじめに: 前期の研究計画を決定する。以下ではひとつの例を示す。 |
第2回 | 研究の方針を考える(1): 各自が研究したい現象をそれぞれ説明することで、何をどのように研究するかを具体的にすることができる。 | |
第3回 | 研究の方針を考える(2): 各自の研究方針について相互に議論することで、どのような研究を進めることができるか方針を改善できる。 | |
第4回 | 研究の方針を考える(3): 前回の議論を踏まえ、何をどのように研究するかの方針を決める。 | |
第5回 | 研究対象を調べる(1): 各自が研究したい現象について、それがどのような現象であるかを調べ報告する。 | |
第6回 | 研究対象を調べる(2): 各自が調べた結果について相互に議論することで、研究対象についての理解を深めることができる。 | |
第7回 | 研究対象を調べる(3): 前回の議論を踏まえ、研究対象について追加的に調べて考えた内容を報告する。 | |
第8回 | 数理モデルを設定する(1): 各自の研究について、数理モデルによる定式化を行う。 | |
第9回 | 数理モデルを設定する(2): 数理モデルによる定式化について相互に議論することで、モデルの定式化を改善する。 | |
第10回 | 数理モデルを設定する(3): 研究のために分析していく数理モデルの定式化を完成させることができる。 | |
第11回 | 数理モデルを分析する(1): 各自の研究について、数理モデルの分析を進める。 | |
第12回 | 数理モデルを分析する(2): 各自の分析結果について相互に議論することで、分析を改善することができる。 | |
第13回 | 数理モデルを分析する(3): 前回の議論を踏まえ、数理モデルの分析を進める。 | |
第14回 | 数理モデルを分析する(4): 数理モデルの分析を完成させることができる。 | |
第15回 | 前期のまとめ: これまでの研究の進捗をまとめる。 | |
第16回 | 後期のはじめに: 後期の研究計画を決定する。 | |
第17回 | 関連する研究を調べる(1): 各自が行なっている研究について、関連する研究を調べ報告する。 | |
第18回 | 関連する研究を調べる(2): 関連研究について相互に議論することで、各自の研究を改善することができる。 | |
第19回 | 分析を改善する(1): これまでに調べたり考えた内容に応じて、各自のモデルの定式化や分析の改善を考えることができる。 | |
第20回 | 分析を改善する(2): 各自の分析の改善について相互に議論することで、研究を改善することができる。 | |
第21回 | 分析を改善する(3): 前回の議論を踏まえ、数理モデルの分析を進める。 | |
第22回 | 分析を改善する(4): 改善された数理モデルの分析を完成させることができる。 | |
第23回 | 研究成果をまとめる(1): 各自の研究成果をまとめる。 | |
第24回 | 研究成果をまとめる(2): 研究成果の口頭報告用の資料を作成する。 | |
第25回 | 研究成果をまとめる(3): まとめた研究成果について相互に議論することで、研究成果のまとめ方を改善する。 | |
第26回 | 卒業論文を作成する(1): 卒業論文の構成を決めて、論文の作成を進める。 | |
第27回 | 卒業論文を作成する(2): 卒業論文の原稿について相互に議論することで、論文を改善する。 | |
第28回 | 卒業論文を作成する(3): 前回の議論を踏まえ、卒業論文の作成を進める。 | |
第29回 | 卒業論文を作成する(4): 卒業論文を完成させる。 | |
第30回 | まとめ: 卒業研究を完了する。 |
授業外学習の課題 | 具体的な内容は授業の進行に応じて指示しますが、週当たり4時間程度の授業時間外の学習時間を見込んでいます。 |
履修上の注意事項 | 授業の内容や予習復習および課題などについての指示をよく確認するようにしてください。公認欠席の場合は授業の進行を調整しますので、速やかに連絡してください。 |
成績評価の方法・基準 | 卒業論文によって評価します。学期中の卒業論文への取り組み状況も含めて総合的に評価します。 |
テキスト | 必要に応じて指示します。 |
参考文献 | 浅古泰史・図斎大・森谷文利『活かすゲーム理論』有斐閣、2023年。 伊藤秀史・小林創・宮原泰之『組織の経済学』有斐閣、2019年。 丸山雅祥『経営の経済学(第3版)』有斐閣、2017年。 尾山大輔・安田洋祐(編)『[改訂版]経済学で出る数学:高校数学からきちんと攻める』日本評論社、2013年。 数理社会学会(監修)土場学・他(編)『社会をモデルでみる:数理社会学への招待』勁草書房、2004年。 浜田宏『その問題、やっぱり数理モデルが解決します:データ時代を生き抜くための数理モデル入門』ベレ出版、2020年。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
オフィスアワーおよび授業終了後に個別に質問に対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部経済情報学科(D群) | FEEI40405 | 2017~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(D群) | FEEI40405 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
経済科学部経済情報学科(D群) | 42400 | 2024~2024 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |