授業コード 42014000 単位数 2
科目名 数理統計学Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 市橋 勝 配当年次 *下表参考

授業の題目 数理統計学Ⅱ
学修の概要 前期で学んだ確率・確率分布の基本概念を用いて、標本データにおける応用事例を学ぶ。
授業の概要は次の二点。
(1)統計的分析方法の基礎を学ぶ。(2)経済社会への応用例を学ぶ。
学修の到達目標 推定と検定の考え方の基礎を習得する。
授業計画 第1回 概ね以下の順で講義する。 
正規分布による推定の復習
第2回 経験的データと統計的推論の性質
第3回 標本平均について
第4回 標本分散の性質
第5回 期待値の性質
第6回 確率変数の和の分布
第7回 標本平均の分布と正規分布の再現性1
第8回 標本平均の分布と正規分布の再現性2
第9回 中心極限定理と大数法則
第10回 仮説検定の考え方
第11回 平均値の検定
第12回 標本平均の差や成功割合の差の検定
第13回 χ二乗分布と分散の検定
第14回 t分布とその応用
第15回 F分布とその応用
授業外学習の課題 指定のテキストをよく読むこと
履修上の注意事項 履修に際しては、微積分の初等的知識を修得していることが望ましいが、初学者にも必要に応じて解説するので頑張って受講して欲しい。この授業は対面で実施します。

※授業内で試験を行なうことがある。
成績評価の方法・基準 試験による判定。必要に応じて、レポートを課す場合もある。レポートを課す場合、試験70%、授業参加・レポート30%で評価する。
テキスト 教科書は、古島幹雄・市橋勝・坂西文俊『はじめての数理統計学』近代科学社。
参考文献 P.G.ホーエル『入門数理統計学』培風館、刈谷武彦・勝浦正樹『統計学』東京経済新報社、加納悟・浅子和美『経済のための統計学』日本評論社、宮川公男『基本統計学』有斐閣、張南『統計学の基礎と応用』中央経済社等。数理統計学の基礎に関するテキストは多数出ていますから、自分のレベルにあったものを書店で探してみて下さい。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中及び授業終了後、随時質問を受け付けている。
また、メールによる問い合わせもしている。
メールアドレスは、以下の通り(アットを@(小文字)に変えて下さい。)
ichiアットhiroshima-u.ac.jp

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI30208 2017~2022 3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI30208 2023~2023 3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) 42300 2024~2024 2・3・4 - -