授業コード 42012500 クラス
科目名 経営システム科学Ⅰ 単位数 2
担当者 古山 滋人 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経営システム科学入門
授業の概要 経営分野の諸現象を数理的に分析し,論理的で科学的な運営を図るための方法を学ぶ。主に経営分野の意思決定問題を扱う。問題から本質的な部分を抽出したモデルを構築し,そのモデルを分析することで最適な意思決定を探る手法を学ぶ。講義では数式を利用するが,数式中心の説明よりも,何の目的で,どんなことをしているのか,どのように役立つのかに比重を置いて説明する。
学習の到達目標 経営システム科学の世界(概観)が説明でき,取り上げた手法が実践できる。
授業計画 第1回 経営システム科学とは(受講ガイダンスを含む。) 経営システム科学の世界を概観する。
第2回 LP①(線形計画法) 線形計画法の基礎を学ぶ。
第3回 LP②(双対問題) 双対定理を利用した線形計画問題を解く。
第4回 待ち行列理論①(M/M/1) 基礎的な待ち行列モデルを学ぶ。
第5回 待ち行列理論②(M/M/1(N)) 応用的な待ち行列モデルを学ぶ。
第6回 在庫管理と需要予測①(生産管理方式) 代表的な生産管理方式と部品表について学ぶ。
第7回 在庫管理と需要予測②(経済発注量と予測法) 部品の発注方式と予測法を学ぶ。
第8回 前半部分の振り返りと中間試験 前半部分の理解度を確認し復習する。
第9回 AHP①(階層化,一対比較,重要度) AHPによる意思決定を学ぶ。
第10回 AHP②(整合性と整合度,応用例) AHPによる意思決定の精度を向上させる方法を学ぶ。
第11回 経済性分析(設備投資) 設備投資の価値を計算する方法を学ぶ。
第12回 経営分析(損益分岐点) 損益分岐点を算出する計算式を学ぶ。
第13回 パレート図 重点指向を実現する方法を学ぶ。
第14回 ヒストグラム(つくり⽅と見方) ヒストグラムの作成手順と考察ポイントを学ぶ。
第15回 まとめ 学習内容をまとめる。
授業外学習の課題 講義前に次回のテーマについて,ネット検索などを活用して調べておく。
講義後に配布資料のノート記録をよく見直して復習し,知識の定着を図る。
各回の前後に2時間程度の予習と復習を目安とする。
履修上の注意事項 ①配布する講義資料を活⽤し,板書とスクリーン映像を使⽤して講義を進める。
②受講マナーを守れないものには厳しく対応する。
③電卓を使⽤する。
④数学の得意・不得意に関係なく受講できるように配慮する。
⑤進度を考慮して講義の順番や講義内容を変更する場合がある。
⑥公認⽋席時の資料は後⽇配付する。
⑦中間試験時に公認⽋席となる場合は代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 中間試験(50%),レポート課題(50%)で評価する。
テキスト 使用しない予定である。
参考文献 必要に応じて紹介する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に質問に応じる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(H群) FECE20805 2017~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(H群) FECE20805 2023~2023 2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(H群) 41300 2024~2024 2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI20205 2017~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI20205 2023~2023 2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) 42300 2024~2024 2・3・4 - -