授業コード | 42003502 | 単位数 | 2 |
科目名 | 経済分析入門Ⅰ | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 前田 純一 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 経済分析のための経済学の基礎学修、および、ミクロ経済学・マクロ経済学の基礎学修 |
学修の概要 | はじめに経済学の基礎を確認するため、ミクロ経済学およびマクロ経済学について、その概要を解説します。その後、ミクロ経済学については、家計の経済行動の分析に関連した基礎的な理論などを解説し、同時に、基礎的な問題演習を行っていきます。マクロ経済学については、GDPの基礎的な考え方、GDP決定の基礎理論などを解説し、同時に、基礎的な問題演習を行っていきます。これらの基礎的な知識は、2年次以降において、ミクロ経済学およびマクロ経済学の知識を中心とした理論的な経済分析に関連した学修を進めていくための基礎となります。 |
学修の到達目標 | 経済学の全体像をつかみ、その上でミクロ経済学およびマクロ経済学の基礎的な考え方を理解できるようになることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | 授業の受け方、経済学の概要について解説を行います。 |
第2回 | ミクロ経済学およびマクロ経済学の概要について解説を行い、全体像を理解します。 | |
第3回 | GDPの基礎①:生産面からみたGDPについて 付加価値、中間生産物、固定資本減耗、海外からの純要素所得などの内容について理解します。 |
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第4回 | GDPの基礎②:支出面からみたGDP、分配面からみたGDPについて 最終消費支出の種類、民間企業投資の種類、純輸出、雇用者所得、営業余剰などの内容について理解します。 |
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第5回 | GDPの基礎③:GDPの計算 ここまでに得た知識をもとに、国民経済計算のためのデータを利用して、国内総生産、国民総生産、国民純生産などの計算ができるようになります。 |
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第6回 | 問題演習①:GDPの内容・考え方、GDPの計算に関する演習 公務員試験の過去問などを使って、GDPに関連した用語、GDPの計算に関する演習を行い、理解を深めます。 |
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第7回 | 消費行動分析の基礎①:家計の消費行動を分析するための基礎知識 予算制約線、無差別曲線などについて理解します。 |
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第8回 | 消費行動分析の基礎②:最適消費点、および、その応用 最適消費点、所得変化の効果、価格変化の効果について理解します。 |
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第9回 | 問題演習②:消費行動分析に関する演習 公務員試験の過去問などを使って、予算制約線、無差別曲線、最適消費点に関連した演習を行い、理解を深めます。 |
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第10回 | 消費行動分析の基礎③:需要曲線の導出 最適消費点と需要曲線の関連について理解します。また、所得効果、代替効果についても理解します。 |
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第11回 | 問題演習③:最適消費点の応用に関する演習 公務員試験の過去問などを使って、需要曲線、所得効果、代替効果に関連した演習を行い、理解を深めます。 |
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第12回 | GDPの決定メカニズム①:GDP決定の基礎 消費関数、基礎消費、限界消費性向、貯蓄関数などの内容について、図を使って理解します。 |
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第13回 | GDPの決定メカニズム②:図解によるGDPの決定 45度線、消費+投資の図示、貯蓄、投資=貯蓄などの内容について、図を使って理解します。 |
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第14回 | 問題演習④:GDPの決定に関する演習 公務員試験の過去問などを使って、図を使ったGDP決定の考え方に関連した演習を行い、理解を深めます。 |
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第15回 | 14回の授業内容の振り返り:ミクロ経済学(消費行動分析、生産行動分析)の考え方、マクロ経済学の考え方(GDPの基礎、GDP決定の図による考え方とその応用)について再確認を行い、理解度を確認します。 |
授業外学習の課題 | 事前学修:授業計画に記載されいる毎回の講義内容に対応する教科書の内容について目を通し、予習を行っておくこと。 事後学修:毎回の授業内容を振り返り、理解できなかった部分については、次回の授業で質問できるよう準備をしておくこと。 |
履修上の注意事項 | テキストに書き込みを行いながら授業を進めますので、毎回の授業にテキストを持参してください。また、毎回の授業でパワーポイントのスライドのコピーを資料として配布します。試験時に持ち込み資料としますので、各自で保存してください。出席については、公認欠席となる場合は欠席としてはカウントしません。期末試験時に公認欠席となる場合は追試験あるいは代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験(100%)で評価します。 |
テキスト | 前田純一『改訂版 経済分析入門Ⅰ-ミクロ経済学への誘い-』晃洋書房 前田純一『改訂版 経済分析入門Ⅱ-マクロ経済学への誘い-』晃洋書房 |
参考文献 | 必要な場合は授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 教養科目(「経済学」、「教養講義(現代経済学)」)など |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は、原則として授業終了時に受け付けますが、メールでの質問・相談にも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部経済情報学科(A群) | FEEI10101 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(A群) | FEEI10101 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(A群) | 42200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |