授業コード 41027000 単位数 2
科目名 労働経済学Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 岡村 和明 配当年次 *下表参考

授業の題目 労働経済学:実践編(Practice of Labor Economics)
学修の概要 労働経済学Ⅰで学んだ理論を前提に、人々の労働の実態を数字を通じて理解し、自らの手で分析・解釈する方法を学ぶことがこの講義の目的です。毎回の授業では、まず教員がその回に取り上げる労働関係データの分析方法および解釈の仕方に関する解説を行います。その上でExcelを使って実際に演習問題を解いてもらい、分析結果を提出してもらいます。講義前半の第一部は、「賃金・労働時間・勤労者家計」をテーマに賃金・労働時間・消費に関する統計を取り上げ、第二部では「就業・失業・雇用管理」をテーマに国勢調査といった代表的な統計に加え、労働需要・労働供給に関する統計や失業統計、さらには労務管理に関する統計を取り上げます。
学修の到達目標 労働経済に関する論文・レポートの作成に必要な「労働統計の見方・使い方」を修得することを目標とします。
授業計画 第1回 ガイダンス
授業の全体像を把握する
第2回 賃金比較
賃金比較に関するデータ分析手法を修得する
第3回 賃金分布(1) -平均・分散、ジニ係数の計算-
賃金分布に関する基礎的データ分析手法を修得する
第4回 賃金分布(2) -十分位の計算-
賃金分布に関する応用的データ分析手法を修得する
第5回 賃金プロット図
賃金プロット図の描き方を修得する
第6回 賃金制度
賃金制度に関するデータ分析手法を修得する
第7回 労働生産性・労働分配率
労働生産性・労働分配率に関するデータ分析手法を修得する
第8回 労働時間
労働時間に関するデータ分析手法を修得する
第9回 勤労者家計
勤労者家計の実態に関するデータ分析手法を修得する
第10回 人口・就業・雇用(1) -年齢構造の変化、労働力人口減少の要因-
人口・就業・雇用に関する基礎的データ分析手法を修得する
第11回 人口・就業・雇用(2) -労働力のフローとストック-
人口・就業・雇用に関する応用的データ分析手法を修得する
第12回 労働需要
労働需要に関するデータ分析手法を修得する
第13回 失業率
失業率に関するデータ分析手法を修得する
第14回 労働移動
労働移動に関するデータ分析手法を修得する
第15回 講義のまとめ、期末レポートに関するフィードバック
コメントをレポート内容に反映させる技能を修得する
授業外学習の課題 事前に講義資料をMoodleにアップしますので、可能な限り予習をして授業に臨んでください(少なくとも30分程度)。授業終了後には前回のレポートの解答をアップロードするので、必ず復習もしておく事(30分程度)。
履修上の注意事項 授業は対面で行い、講義形式で行います。状況によってはMoodleを使った授業に切り替え、Web教材を使用しての課題研究に代える予定です。詳細は授業で指示します。
レポート提出時に公認欠席となる場合には代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 毎回の課題(30%)、期末レポート(70%)を目安に総合的に評価します。
テキスト 教科書は使用しません。毎回講義資料をMoodleにアップします。
参考文献 古田裕繁 『わかりやすい労働統計の見方・使い方』 経営書院 2010年
主な関連科目 労働経済学Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中およびオンライン上で適宜、質問や相談を受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(C群) FECE30312 2017~2022 3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(C群) FECE30312 2023~2023 3・4 - -
経済科学部現代経済学科(C群) 41300 2024~2024 3・4 - -
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI30828 2019~2022 3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI30828 2023~2023 3・4 - -
経済科学部経済情報学科(H群) 42300 2024~2024 3・4 - -