授業コード 41022000 単位数 2
科目名 経済学史Ⅱ クラス
履修期 第4学期 カリキュラム *下表参考
担当者 宮澤 和敏 配当年次 *下表参考

授業の題目 19~20世紀の経済諸学説をそれぞれの時代との関わりの中で概観する。
学修の概要 (1)K.マルクスの政治経済学
(2)歴史学派の経済学
(3)限界革命と新古典派の諸学派の理論
(4)J.M.ケインズの経済学
学修の到達目標 経済学の理論の基本的な流れを知り、「古典」と呼ばれる諸著書の概観をつかむ。
経済理論のその時代との格闘に身を置くことによって、現代の社会経済問題にアプローチする姿勢を身につける。
授業計画 第1回 ①講義の概要説明
第2回 ②K.マルクスの政治経済学(1)マルクスの労働価値論
第3回 ③K.マルクスの政治経済学(2)マルクスの資本蓄積論
第4回 ④歴史学派の経済学(1) 古典派経済学批判
第5回 ⑤歴史学派の経済学(2) M・ヴェーバーの社会科学方法論
第6回 ⑥新古典派の成立--限界革命とジェヴォンズ
第7回 ⑦新古典派の経済理論(1)ローザンヌ学派の経済学1-- L.ワルラスの一般均衡論
第8回 ⑧新古典派の経済理論(1)ローザンヌ学派の経済学2-- 一般均衡論の発展
第9回 ⑨新古典派の経済理論(2)オーストリア学派の経済学1--メンガーの貨幣理論
第10回 ⑩新古典派の経済理論(2)オーストリア学派の経済学2--ベームの利子論とハイエクの市場理論
第11回 ⑪新古典派の経済理論(3)ケンブリッジ学派の経済学
第12回 ⑫動態論への挑戦--シュンペーターとヴィクセル
第13回 ⑬J.M.ケインズの経済学--『一般理論』の経済学
第14回 ⑭ケインズ経済学の発展--
第15回 ⑮講義のまとめと講評
授業外学習の課題 1.経済学史の通史をひとまず概観することと、経済学者それぞれについての少し立ち入った理論内容への接近が、講義前におこなわれていることが望ましい。
2.講義後に、講義中に紹介された経済学者の、できれば原典(日本語訳で可)を図書館で手に取ることが望まれる。
履修上の注意事項 対面授業を行う。
公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
成績評価の方法・基準 授業毎の小レポート(40%)と期末試験(60%)によって評価する。
テキスト
参考文献 D.フォーリー『アダム・スミスの誤謬』ナカニシヤ
伊藤誠『経済学からなにを学ぶか--その500年の歩み』平凡社新書
R・ハイルブローナー『入門経済思想史 世俗の思想家たち』ちくま学芸文庫
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後、対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(B群) FECE20212 2017~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(B群) FECE20212 2023~2023 2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(B群) 41300 2024~2024 2・3・4 - -