授業コード 40010500 クラス
科目名 インターナショナルファイナンスⅠ 単位数 2
担当者 秋田 次郎 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 International finance 1
授業の概要 国際金融論とその背景の国際経済学の基本的概念を学習し、国際経済の長期均衡と短期均衡について学習する。
学習の到達目標 財および資産の国際的取引の理由と利益について理解できる。
為替レートと経常収支の決定メカニズムについて理解できる。
授業計画 第1回 世界経済取引の概観、労働生産性と比較優位
World economy overview, labor productivity & comparative advantage
第2回 産業特殊生産要素、生産要素賦存量と比較優位
Specific factor, factor endowment & comparative advantage
第3回 標準的貿易理論、異時点間貿易と実質利子率
Standard trade theory, Intertemporal trade & Real exchange rate
第4回 外部経済性、収穫逓増と比較優位
Externality, increasing return to scale & comparative advantage
第5回 輸入関税、輸出補助金、輸出自主規制、輸入枠
Import tariff, export subsidy, voluntary export restrain, import quota
第6回 貿易創造効果と貿易転換効果、戦略的貿易政策
Trade creation versus trade diversion, strategic trade policy
第7回 前半の纏め
Summary of the first half
第8回 国民所得勘定と国際収支
National income accounting and balance of payment
第9回 為替レートと外国為替市場:アセットアプローチ
Exchange rate and foreign exchange market: the asset approach
第10回 通貨、利子率と為替レート:利子率平衡条件
Money, interest rate & exchange rate: interest rate parity condition
第11回 物価水準と長期の為替レート
Price levels & long run exchange rate
第12回 短期の産出量と為替レートの決定:変動相場制
Short run determination of output & exchange rate: floating exchange rate
第13回 短期の産出量と為替レートの決定:固定相場制
Short run determination of output & exchange rate: fixed exchange rate
第14回 最適通貨圏、国際金融のトリレンマ
Optimal currency area, Mundell-Flemming trilemma
第15回 後半の纏め
Summary of the second half
授業外学習の課題 事前に配布する教材、あるいは指定する参考書(英語)による予復習。
履修上の注意事項 対面授業を実施します。(集中講義)
使用言語は日本語あるいは英語、受講者の事情に応じて適宜織り交ぜます。
教材は英語だけで理解することが可能です。
ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎知識があることが望まれます。
特別な理由がない限り、必ず出席してください。
授業を通じて出席カードの記入をお願いしたり、小テストを行なう場合があります。
授業中はスマートフォン等の通信機器の使用、不必要なイヤフォン等の使用を制限します。
教室を静謐に保つため、あるいはその他の理由で、必要に応じて座席移動をお願いすることがあります。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 集中講義の最終日に実施する筆記試験(100%)により評価します。
テキスト テキストは特に定めません。参考文献の内容に即した
講義スライド、教材(英文)を授業に先立って履修登録者
に対して事前に配布し、それを用いて授業致します。
参考文献 参考文献 Paul Krugman, Maurice Obstfeld, and Marc Melitz 
International Economics: Theory and Policy, Global Edition
ISBN-10 ‏ : ‎ 1292409711 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-1292409719
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業内容に関する質問は、授業後にお願いします。出欠席や教務内規に関わることは、教学センターをとおしてご連絡ください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(B群) FECE20205 2017~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(B群) FECE20205 2023~2023 2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI20805 2017~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI20805 2023~2023 2・3・4 - -
法学部国際政治学科(C群) 2015~2016 2・3・4 - - - - -