授業コード 40006208 クラス 08
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 出木原 裕順 履修期 第2学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 インターネットとネットワーク情報システムゼミナールII Internet & Network Information Systems Seminar II
授業の概要 日常的に利用している「インターネット」や、LANやWi-Fiなどのネットワークを経由して情報をやり取りする「ネットワーク情報システム」を学習・研究の対象とするゼミナールである。ゼミナールIIでは、Webページの仕組みを取り上げ、Webページのサービスを提供する側(サーバPC)とサービスを利用する側(クライアントPC)について、HTML5やJavaScriptなどの簡易プログラミング言語を学習しながら、主にクライアントサイドからクライアントサーバシステムについて理解していくと共に、オープンライブラリや統合開発環境、情報端末機器を利用した応用的なアプリケーション開発について演習形式で学習していく。ただし、授業の進捗や履修者に応じて内容の変更があり得る。
学習の到達目標 文献内容や実施内容を理解し、他者へ適切な説明ができる。
他者の説明を傾聴して理解し、建設的な質問やコメントができる。
簡易プログラミング言語(HTML、JavaScriptなど)を使ってインタラクティブな情報の送信ができる。
課題解決のためにコンピュータの総合的な取り扱いが能動的にできる。
授業計画 第1回 イントロダクションとHTML統合開発環境(1)
統合開発環境を用いたHTML・JavaScript開発に関する基本的な知識と技術を獲得する。
第2回 HTML統合開発環境(2)アプリ開発
統合開発環境を用いたアプリ開発課題を実施することでHTML・JavaScript開発に関する実践的な知識と技術を獲得する。
第3回 HTML統合開発環境(3)オープンライブラリ
オープンライブラリに基づいたアプリ開発課題を実施することでHTML開発に関する応用的な知識と技術を獲得する。
第4回 HTML応用(1)テンプレート
テンプレートを用いたWebサイト開発に関する知識と技術を獲得する。
第5回 HTML応用(2)API
人工知能(AI)を利用するAPIを用いたWebサイト開発に関する基本的な知識と技術を獲得する。
第6回 HTML応用(3)API
人工知能(AI)を利用するAPIを用いたWebサイト開発に関する応用的な知識と技術を獲得する。
第7回 (反転授業)Python(1)基礎
Pythonに関する基本的な知識と技術を獲得する。
第8回 Python(2)応用
アプリ開発課題を実施することでPythonを利用したアプリ開発に関する実践的な知識と技術を獲得する。また、次回授業の事前準備も行う。
第9回 グループワーク1(1)ネットワークアプリ企画の立案
世の中に求められるアプリを企画し立案することで、これまで獲得した知識と技術を実世界に結びつけて考察する創造力を涵養する。
第10回 グループワーク1(2)発表・討議
発表からの質疑応答を経て、自らの考えをブラッシュアップさせる研鑽力を涵養する。
第11回 情報端末機器を利用したシステム検証(1)基礎
ミニコンピュータなどの情報機器端末を使ったシステム検証に関する基本的な知識と技術を獲得する。
第12回 情報端末機器を利用したシステム検証(2)応用
ミニコンピュータなどの情報機器端末を使ったシステム検証に関する応用的な知識と技術を獲得する。また、次回授業の事前準備も行う。
第13回 グループワーク2(1)情報端末機器の調査検証
情報端末機器の調査検証を題材にしたグループ活動を介して協働作業(調査・検証)に関する知識・技術を獲得する。
第14回 グループワーク2(2)調査検証結果の発表と提案
情報端末機器の調査検証を題材にしたグループ活動を介して協働作業(発表・提案)に関する知識・技術を獲得する。
第15回 ゼミナールIIIへの導⼊と振り返り
ゼミナールを振り返り卒業研究のテーマについて考察し発表することで、アイディアを具現化する発想力を涵養する。
授業外学習の課題 ゼミナールIの学習内容について復習しておくこと。
情報技術やプログラミングに関する分からない単語や⽂法を調べて使えるようにしておくこと。
Shudo Moodleに課題やレポートを指⽰するので締切⽇時までに実施して提出すること。
反転授業の回では、指定の課題を授業前に必ず実施し提出しておくこと。
授業前後の予習復習に2時間の学習を目安とし、発表・反転授業のための学習に計30時間を目安とする。
履修上の注意事項 ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳおよび卒業論⽂は連続した内容になっているので、原則として⼀貫して履修すること。
公認⽋席の場合は授業内課題の代替となる課題を課すので、それを締切⽇時までに実施して提出すること。
成績評価の方法・基準 発表・作業(40%)、課題(30%)、反転学習時の事前課題(20%)、参加態度(10%)で総合的に評価する。
理由のない遅刻・欠席は評価の対象としない。
テキスト 授業中に適時指示する。
参考文献 授業中に適時紹介する。
主な関連科目 ゼミナールI、ゼミナールIII、ゼミナールIV、卒業論文、情報ネットワーク概論I・II、情報通信ネットワーク演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
簡単な質問は授業時間中および授業時間前後に対応する。ただし、回答に時間を要する質問の場合、質問⼈数が多い場合、回答時間が⼗分に確保できない場合、授業準備等で教員が⼗分に対応できない場合は授業時間外での対応とする。
授業時間外ではShudo moodleのメッセージ機能による質問対応を主とすると共に、オフィスアワー(⽔曜⽇12:30-13:00)でも対応する。また、オフィスアワー以外での対応は事前予約制とする。
課題に対するフィードバックは、実施後の解説、Shudo moodle上での正答・講評の掲⽰、個別対応などにより実施する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部経済情報学科(D群) FEEI30402 2017~2022 3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(D群) FEEI30402 2023~2023 3・4
経済科学部経済情報学科(D群) 42400 2024~2024 3・4