授業コード 40005000 単位数 2
科目名 システム科学入門Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 古山 滋人 配当年次 *下表参考

授業の題目 システム科学(オペレーションズ・リサーチ)の入門的学習
学修の概要 経済・経営分野の諸現象を数理的に分析し,論理的で科学的な運営を図るための基礎的な方法を学ぶ。主にスケジュールと待ち行列の問題,および経営分析と経済性分析を取り扱う。
学修の到達目標 システム科学の世界(概観)が説明でき,取り上げた手法が実践できる。
授業計画 第1回 「システム科学入門Ⅰ」の振り返り(「システム科学入門Ⅱ」のガイダンスを含む。) システム科学入門Ⅱで学ぶ内容の全体像を把握する。
第2回 スケジュールの問題①(アロー・ダイヤグラム) 日程管理の手法を学ぶ。
第3回 スケジュールの問題②(クリティカル・パス) 日程管理上の重要な経路を学ぶ。
第4回 スケジュールの問題③(PERT表) プロジェクトの最短日数を求める方法を学ぶ。
第5回 スケジュールの問題④(CPM) プロジェクトの日数を縮小する方法を学ぶ。
第6回 待ち行列理論①(待ち行列問題とその表記) ケンドールの記号を用いた待ち行列モデルの表現を学ぶ。
第7回 待ち行列理論②(到着とサービス時間の確率法則) リトルの公式を学ぶ。
第8回 待ち行列理論③(M/M/1モデル) 代表的な待ち行列モデルの解析方法を学ぶ。
第9回 前半部分の振り返りと中間試験 前半部分の理解度を確認し復習する。
第10回 経済性分析①(基礎) 資金の時間的価値について学ぶ。
第11回 経済性分析②(応用) 経済計算の方法を学ぶ。
第12回 経営分析①(会計処理) 会計の流れと帳票類について学ぶ。
第13回 経営分析②(財務諸表) 財務三表の読み方について学ぶ。
第14回 経営分析③(財務指標) 企業の状態を判断するための様々な指標について学ぶ。
第15回 まとめ システム科学入門Ⅱで学んだ内容をまとめる。
授業外学習の課題 ①講義前に次回のテーマについて,ネット検索などを活用して調べておく。1.0時間
②講義後に配布資料のノート記録をよく見直して復習し,知識の定着を図ること。1.5時間
③図書館にある関連図書を2冊以上読むこと。1.5時間
履修上の注意事項 ①配布する講義資料を活用し,板書とスクリーン映像を使用して講義を進める。
②受講マナーを守れないものには厳しく対応する。
③電卓を使用する。
④数学の得意・不得意に関係なく受講できるように配慮する。
⑤進度を考慮して講義の順番や講義内容を変更する場合がある。
⑥公認欠席時の資料は後日配付する。
⑦中間試験時に公認欠席となる場合は代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 中間試験(50%),期末試験(50%)で評価する。
テキスト 使用しない予定である。
参考文献 小和田正・沢木勝茂・加藤豊(1984)『OR入門 -意志決定の基礎-』実教出版。
中川覃夫・三道弘明(1995)『オペレーションズ・リサーチ』日刊工業新聞社。
主な関連科目 (1年前期)システム科学入門Ⅰ
(2年)経営システム科学Ⅰ・Ⅱ
(3年)シミュレーション論Ⅰ・Ⅱ,プロジェクトマネジメント論Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に質問に応じる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(H群) FECE10802 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(H群) FECE10802 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(H群) 41200 2024~2024 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI10202 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI10202 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) 42200 2024~2024 1・2・3・4 - -