授業コード 40004900 クラス
科目名 システム科学入門Ⅰ 単位数 2
担当者 井寄 幸平 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 システム科学(オペレーションズ・リサーチ)の入門的学習
授業の概要 システム科学とは別名をオペレーションズ・リサーチ(OR)と言い、人々や組織や企業が意思や戦略などを、どのように適切に決定するかを学習します。前期開講の「Ⅰ」では、決定理論、在庫理論・需要理論、線形計画法などについて、初等的・入門的な学習を行います。
学習の到達目標 線形モデル・線形システムの概念を修得しつつ、決定理論、在庫理論・需要理論、線形計画法などの基礎を確実に理解して説明できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス:システム科学とは
システムおよびシステム科学の概念を理解する
第2回 システム科学の概要(在庫・需要、線形計画、PERT、シミュレーション、決定理論等)
システム科学およびORに含まれる内容と学ぶ意義を理解する
第3回 決定理論(1)意思決定のタイプ
意思決定における分析方法の概念を理解する
第4回 決定理論(2)意思決定基準
種々の意思決定基準について理解する
第5回 決定理論(3)意思決定と効用
意思決定とリスク、効用の関係を理解する
第6回 決定理論のまとめ
意思決定理論について振り返り、理解を確かなものにする
第7回 ゲームの理論(1)純粋戦略
ゲーム理論の基礎と純粋戦略均衡を理解する
第8回 ゲームの理論(2)混合戦略
ゲーム理論の混合戦略均衡を理解する
第9回 ゲームの理論まとめ
ゲーム理論の内容を振り返り、理解を確かなものにする
第10回 在庫管理(1)在庫と発注
在庫管理の基礎および在庫と発注の関係を理解する
第11回 在庫管理(2)需要の推定
在庫管理のための需要の推定方法を理解する
第12回 線形計画法(1)図的解法
線形計画法の基礎とグラフを使った解法を理解する
第13回 線形計画法(2)シンプレックス法
線形計画法の解法であるシンプレックス法を理解する
第14回 線形計画法(3)応用
線形計画法の応用として双対問題を理解する
第15回 まとめ:システム科学の応用
システム科学入門Ⅰ全体を振り返り、理解を確かなものにする
授業外学習の課題 講義終了後、毎回復習を試み、演習問題に取り組むこと。授業前後の予習・復習各2時間を目安とします。
履修上の注意事項 経済情報学科の1年生は履修指導科目です。
公認欠席時はMoodleコースに資料を掲載するので、内容確認の上ミニレポートを提出して下さい。
成績評価の方法・基準 授業への取り組みと毎回のミニレポート(40%)および期末試験(60%)により総合的に評価します。
テキスト 毎回プリントを配布します。
参考文献 小和田正・沢木勝茂・加藤豊『OR入門 ―意思決定の基礎―』実教出版
中川覃夫・三道弘明、「オペレーションズ・リサーチ」、日刊工業新聞社
主な関連科目 システム科学入門Ⅱ、経営システム科学Ⅰ・Ⅱ、ゲームと情報の経済学Ⅰ・Ⅱ、社会システム科学Ⅰ・Ⅱ、シミュレーション論Ⅰ・Ⅱ、プロジェクトマネジメント論Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業前後に質問を受け付けます。
練習問題等の解答中に机間巡視するので、その際にも対応します。
また、課題の解答・解説を出題の次回に行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(H群) FECE10801 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(H群) FECE10801 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(H群) 41200 2024~2024 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI10201 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI10201 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(B群) 42200 2024~2024 1・2・3・4 - -