授業コード | 40004801 | 単位数 | 2 |
科目名 | 経済数学入門Ⅱ | クラス | 01 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 田中 藍子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 経済数学入門Ⅱ |
学修の概要 | この授業では、経済学で用いられる基礎的な数学手法を問題演習を繰り返しながら修得していきます。 経済学では、限られた資源や時間のもとでどのように行動したら最も幸せになれるかという問題を解く機会が多くなります。そのような問題を解くときには、経済社会をモデル化して数学の力を借りることが多いのです。経済学ではある程度の数学は必須スキルですので、数式を見るだけでも不安になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、何度も練習問題を解いて慣れてしまいましょう。学部で初めて学ぶミクロ経済学やマクロ経済学を理解するために必要な初歩の数学を、どのような場面で使うのか確認しながら前期に引き続き学んでいきます。 |
学修の到達目標 | 1. 初学者向けのミクロ経済学、マクロ経済学に相応する数学の基礎を理解できる 2. 理解の不足分を自ら分析し、問題を解決することができる |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 1変数関数の微分と利潤最大化 1 2次関数の微分 |
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第3回 | 1変数関数の微分と利潤最大化 2 最適化問題と1階条件 |
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第4回 | 1変数関数の微分と利潤最大化 3 多項式関数の微分と利潤最大化 |
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第5回 | 1変数関数の微分と利潤最大化 4 増減表 |
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第6回 | 1変数関数の微分と利潤最大化 5 損益分岐点と操業停止点 |
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第7回 | 1変数関数の微分と利潤最大化 6 よく出る関数と微分公式 |
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第8回 | ベクトルと予算制約 1 予算制約 |
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第9回 | ベクトルと予算制約 2 ベクトルのいろいろ |
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第10回 | ベクトルと予算制約 3 ベクトルの内積 |
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第11回 | 多変数関数の微分と効用最大化 1 偏微分 |
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第12回 | 多変数関数の微分と効用最大化 2 制約なしの最適化 |
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第13回 | 多変数関数の微分と効用最大化 3 制約付きの最適化 |
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第14回 | 多変数関数の微分と効用最大化 4 同次関数 |
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第15回 | 多変数関数の微分と効用最大化 5 ラグランジュ未定乗数法の演習問題 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度) 授業計画の次回実施予定範囲を確認し、テキストをよく読んで予習してください 事後学修(2時間程度) 授業で学んだ範囲をよく復習してください 復習をしてわからなかったところや新たに生じた疑問については、「どこまでどのように調べて、どのようなことがわからなかったのか」内容を整理してください そのうえで担当教員に質問してください |
履修上の注意事項 | ・この授業は対面形式で行います ・公認欠席時の成績評価については代替措置で対応します ・遅刻は厳禁です |
成績評価の方法・基準 | 小テスト: 100% 授業のはじめに前回の復習範囲と今回の予習範囲から出題する小テストをします 十分に予習復習を行い準備してください |
テキスト | 白石俊輔「経済学で出る数学 ワークブックでじっくり攻める」、日本評論社、2014年 |
参考文献 | 必要に応じて別途指示します |
主な関連科目 | 経済数学入門Ⅰ、数理経済学ⅠⅡ、ミクロ経済学ⅠⅡ、マクロ経済学ⅠⅡ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中および前後に質問にご対応します 小テストへのフィードバックは授業内に行います |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(F群) | FECE10603 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(F群) | FECE10603 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
経済科学部現代経済学科(F群) | 41200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |