授業コード | 40004506 | 単位数 | 2 |
科目名 | プレゼミナール | クラス | 06 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 新宅 公志 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 産業連関分析で捉える地域の経済効果 |
学修の概要 | 公共事業、町おこし、企業の誘致、若者の流出、観光ブームなど地域の経済活動・地域課題は、「経済効果」によって定量的に評価することができます。 本講義は、この地域の経済効果を分析する代表的な手法である「産業連関分析」を扱います。 経済効果を分析するには、「GDP」という概念をまず理解し、統計表からそれを読み取れるになる必要があります。次に、産業連関分析という理論を産業連関表という統計表に応用する術を身に付ける必要があります。このように、抽象的な概念や理論を統計表(データ)と結び付ける必要があり、この作業を毎回の授業で受講生にも実践してもらいます。 授業は「講義→グループディスカッション」という形式をとります。積極的に議論に参加することが求められます。このように、学生による実践が重要となるため、自分で手を動かしながら、理解するという姿勢が求められます。 |
学修の到達目標 | 1. GDPについて自分で統計表から説明できるようになる。 2. 産業構造を統計表から説明できるようになる。 3. 経済効果を理論的に説明できるようになる。 4. 経済効果を定量的に計算できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 概要 /【GDPの基礎.1】県民経済計算の支出面と分配面 |
第2回 | 【GDPの基礎.2】産業連関表 | |
第3回 | 第1回小テスト / 解説 | |
第4回 | 【1財・産業連関分析.1】閉鎖経済 | |
第5回 | 【1財・産業連関分析.2】輸入の内生化 | |
第6回 | 【1財・産業連関分析.3】消費の内生化 | |
第7回 | 第2回小テスト / 解説 | |
第8回 | 【2財・産業連関分析.1】投入係数表と波及プロセス | |
第9回 | 【2財・産業連関分析.2】逆行列係数表 | |
第10回 | 【2財・産業連関分析.3】各種の指標 | |
第11回 | 第3回小テスト / 解説 | |
第12回 | 【経済効果.1】産業連関分析ツール | |
第13回 | 【経済効果.2】最終需要の割り当て | |
第14回 | 【経済効果.3】プレゼン準備 | |
第15回 | 【経済効果.4】プレゼン大会 / まとめ |
授業外学習の課題 | 配布資料の練習問題を中心に復習して、小テストに備えてください。 各回の前後に2時間程度を目安に予習、復習をして下さい。 |
履修上の注意事項 | (1) 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 (2) 無断欠席が一定数を超える学生、議論への参加度合いの程度が低い学生の評価をXとします。 (3) 経済分析で習ったマクロ経済学の知識が定着していれば、理解がしやすいです。復習をしていいて下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 以下の割合に基づき評価します。 授業への参加姿勢:50%、小テスト:30%、プレゼン:20% |
テキスト | 毎回レジュメを配布します。 |
参考文献 | |
主な関連科目 | 経済分析、マクロ経済学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
基本的に講義の前後に質問等を受け付けます。それ以外の時間では、事前にE-mailで連絡の上、予約を取るようにして下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE20401 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE20401 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
経済科学部現代経済学科(D群) | 41300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |