授業コード | 40004406 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールⅣ | クラス | 06 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 新宅 公志 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | グローバル経済における資産市場とパーソナル・ファイナンス - asset market and personal finance in global economy - |
学修の概要 | 人生設計においてパーソナル・ファイナンスを理解しておくことは非常に重要である。パーソナル・ファイナンスの主要舞台となる資産市場は、現代ではグローバル経済の動向を抜きに語ることはできない。そこで、本講義ではまずパーソナル・ファイナンスの基本を理解し、さらに資産市場がグローバル経済にどう影響を受けているかを見ていく。 パーソナル・ファイナンスにとって特に大事な資産市場として、貸借市場・国債市場(金利の決定)、不動産市場に焦点を当てる。その際、英字の情報を読み解けられるように、英語表記をもって主要概念を理解していく。 |
学修の到達目標 | 1. グローバル経済において資産市場で着眼するべき視点は何かを体系的に捉えられるようにする。 2. 1.での理解をパーソナル・ファイナンスに適用して考えられるようにする。 3. 英字の資産市場のニュースを読み解けられるようにする。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 【パーソナル・ファイナンス.1】 ライフサイクルと世帯収入・支出 | |
第3回 | 【パーソナル・ファイナンス.2】 消費と貯蓄、所得と貯蓄率 | |
第4回 | 【パーソナル・ファイナンス.3】 人生における大きな支出項目:家、子育て、車 | |
第5回 | 【パーソナル・ファイナンス.4】 資産運用(定期預金、個人年金、インデックス投資) | |
第6回 | 【金利.1】短期金利と長期金利、固定金利と変動金利、国内金利と外国金利のギャップ | |
第7回 | 【金利.2】個人年金の外国投資における金利と外国為替レート | |
第8回 | 【金利.3】不動産ローンの仕組み | |
第9回 | 【金利.4】不動産ローンの金利と生涯の利子支払い | |
第10回 | 【不動産市場.1】不動産市場の需要と供給 | |
第11回 | 【不動産市場.2】不動産価格の国際格差と国内格差 | |
第12回 | 【不動産市場.3】住宅ローンと世界金利、外国人投資家の影響 | |
第13回 | 学生によるプレゼンテーション.1 | |
第14回 | 学生によるプレゼンテーション.2 | |
第15回 | 学生によるプレゼンテーション.3 / まとめ |
授業外学習の課題 | 講義で紹介した英語表記の用語の暗記を十分にして下さい。小テストで理解を問います。 各回の前後に2時間程度を目安に予習、復習をして下さい。 |
履修上の注意事項 | (1) 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 (2) 国際経済学Ⅰ・Ⅱ・特論を履修済みであることが望ましいです。 (3) 専門用語を中心に英語表記を使いますので、英単語を覚える努力が必要となります。 |
成績評価の方法・基準 | 以下の割合に基づき評価します。 授業への参加姿勢:40%、プレゼンテーション:30%、小テスト:30% |
テキスト | 随時レジュメを配布します。 |
参考文献 | 伊藤元重「ゼミナール国際経済入門(改訂3版)」、日本経済新聞社、2005年 |
主な関連科目 | 国際経済学Ⅰ・Ⅱ・特論、ファイナンス論Ⅰ・Ⅱ、金融論Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
基本的に講義の前後に質問等を受け付けます。それ以外の時間では、事前にE-mailで連絡の上、予約を取るようにして下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE40405 | 2017~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE40405 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
経済科学部現代経済学科(D群) | 41400 | 2024~2024 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |