授業コード 40004111 単位数 2
科目名 ゼミナールⅠ クラス 11
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 迫 一光 配当年次 *下表参考

授業の題目 社会保障関連分野の学習
学修の概要 前半は、社会保障制度の概要を学び、後半から班毎に発表・討論します(就職活動におけるグループディスカッション能力を養成するためです)。社会保障制度は我々の生活と切り離せない制度です。それにもかかわらず、多くの諸君は高齢者向けの国の支援制度であるとか、病気や怪我をした時に利用する制度とかといった断片的な知識しか持っていないのではないでしょうか。くわえて、今日社会保障制度の危機が指摘されており、何か社会保障に関して不安な感じをもっているのではないでしょうか。社会保障制度の目的、意義などの根幹はどこにあるのでしょうか。今後、われわれが生きていく世の中に必要とされる社会保障制度はどんな形のものか、社会保障制度に問題があるとすればその解決策は何なのか一緒に考えてみませんか?
担当者は、社会保障制度から派生する労働問題にも関心があります。現在、労働経済学における男女賃金格差についても研究しています。働き方に関心がある方も是非どうぞ。
学修の到達目標 社会保障関連分野におけるゼミ生諸君に基礎的知識を付与する
授業計画 第1回 労働基準法(労働契約)
第2回 労働基準法(有給休暇)
第3回 育児休業法
第4回 雇用保険(総論)
第5回 雇用保険(基本手当)
第6回 雇用保険(再就職手当)
第7回 パートタイム労働法
第8回 労働者災害補償保険
第9回 健康保険(総論)
第10回 健康保険(現物給付)
第11回 健康保険(現金給付)
第12回 介護保険法(総論)
第13回 介護保険法(家族介護)
第14回 介護保険法(施設介護)
第15回 その他、社会保障
8月にも補講実施
授業外学習の課題 学内のゼミナール大会だけでなく、他大学や学外との交流も盛んに行います。他大学とのゼミナール大会に参加して自分達の力を相対化できる力を養ってもらいたいと思っています。
それから、ゼミは縦のつながりも大切と考えているので、3、4年生合同で連続してゼミを行います。
履修上の注意事項 基礎的な社会保障の知識の獲得を目指し、講義の後半部分はゼミ報告会のテーマ探し、論文の執筆を開始します。また、他大学とのゼミ報告会への参加、そのためのプレゼンテーションの準備などを行います。かなりやることの多いゼミです。
成績評価の方法・基準 出席、議論への参加、報告など、ゼミナールに参加してきちんと役割を果たさなければ
単位認定はしません。講義に毎回参加し、グループ課題に取り組むこと。報告の出来によって評価します。
テキスト 使用しません
参考文献 ・小塩隆士『社会保障の経済学[第5版]』日本評論社
主な関連科目 経済政策など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
アポイントメントを取ってくれれば随時対応します。成績評価についてのフィードバックも随時研究室にて対応します。なお、公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(D群) FECE30402 2017~2022 3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(D群) FECE30402 2023~2023 3・4
経済科学部現代経済学科(D群) 41400 2024~2024 3・4