授業コード | 40004101 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールⅠ | クラス | 01 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 太田 耕史郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 都市と地域産業政策(Cities and Regional Industrial Policies) |
学修の概要 | ・ゼミナールは主専攻・D群科目です。 ・この授業では地域産業政策,中でもベンチャー企業やイノベーションを生み出す内発型地域振興策を教育,暮らし,事業文化などと関連付けて,また国内外の複数の都市を事例として学習します。履修生にはテキストの内容に沿った発表をしてもらいます。また,都市・地域に関連する新聞記事を報告してもらいます。発表・報告者はPowerPointなどを使って資料を作成して下さい。 |
学修の到達目標 | (1)都市・地域と地域産業政策(あるいはエコシステム)が理解できるようになる。 (2)発表・報告や討論が上手にできるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ・ガイダンス:授業の概要やゼミナールの運営方法を説明します。 ・自己紹介:都市・地域への関心やこれまでの関連する活動を報告して下さい。 |
第2回 | ・テキスト第1章「都市の発展・衰退と地域産業政策」の発表 :都市が発展・衰退することをデータや事例から理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第3回 | ・テキスト第2章「地域産業政策の指針(1)」(2.1-2.3)の発表 :J.ジェイコブズとM.ポーターの地域産業政策の考え方が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第4回 | ・テキスト第3章「地域産業政策の指針(1)」(2.4,2.5,補論2)の発表 :R.フロリダの地域産業政策の考え方が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第5回 | ・テキスト第3章「地域産業政策の指針(2)」の発表 :IT産業のメッカであるシリコンバレーの地域産業政策が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第6回 | ・テキスト第4章「ヘルシンキ(フィンランド)」の発表 ノキアを誕生させたヘルシンキの地域産業政策が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第7回 | ・テキスト第5章「京都」の発表 :近代産業が発展した京都の地域産業政策が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第8回 | ・テキスト第6章「浜松」の発表 :地場の大企業を誕生させた浜松の地域産業政策が理解できるようになる。 ・ゼミ生の活動報告 |
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第9回 | ・テキスト第7章「熊本」の発表 :企業誘致に注力する熊本の地域産業政策が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第10回 | ・テキスト第8章「地域産業政策としての大学設置」の発表 :大学設置が地域産業政策として有効であることが理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第11回 | ・第9回と関連した形での「夕張」と「飯塚」の発表 :炭鉱閉鎖後の,対照的な夕張と飯塚の地域産業政策が理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第12回 | ・テキスト第9章「地域産業政策としての創造的事業文化の形成」の発表 :創造的事業文化の形成が地域産業政策として有効であることが理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第13回 | ・テキスト第10章「地域産業政策としての生活環境整備」の発表 :生活環境整備が地域産業政策として有効であることが理解できるようになる。 ・都市に関連した新聞記事の報告 |
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第14回 | ・都市の紹介①(履修生の半分) | |
第15回 | ・都市の紹介②(履修生の半分) |
授業外学習の課題 | 事前学習(2・3時間程度):テキストの決められた箇所を良く読み,予備知識を得て下さい。発表者はInternetなどを活用してテキストの内容に付け加えをして下さい。 事後学習(1時間程度):授業中に理解ができなかった箇所はテキストを再読したり,データを確認したりして下さい。 |
履修上の注意事項 | ・授業形態は対面授業です。 ・レポート提出時またはプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、提出期限の延長または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 発表・報告・討論などから総合的に評価します。無断欠席が2回を超えれば,評価は不可とします。 |
テキスト | 太田耕史郎『地域産業政策論』勁草書房(電子書籍). |
参考文献 | 適宜、紹介します。 |
主な関連科目 | 産業経済学I,II |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は随時,受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE30402 | 2017~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE30402 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
経済科学部現代経済学科(D群) | 41400 | 2024~2024 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |