授業コード 40003800 単位数 2
科目名 日本経済論Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム ＊下表参考
担当者 迫　一光 配当年次 ＊下表参考
授業の題目 平成以降の日本経済の動き
学修の概要 我が国の経済は，多くの分野で解決が困難な問題を抱えている．日本経済論Ⅰでは平成までの大まかな日本経済の動きを学習した。日本経済論Ⅱでは、平成以降から現在までの日本経済の大まかな流れを学習する。平成以降の日本経済は、更なる少子化・高齢化により，経済・財政分野での従来の枠組維持のの困難が指摘されている。少子化やＤＸは、労働市場における需給のバランスにどのような影響を及ぼすのであろうか。また、グローバリゼーションの進展は、財・サービスの提供にどのような変化を生じさせるのであろうか．受講生の皆さんのこのような疑問に対して，経済学の枠組みを用いて答えを与えることが，この授業の目標である.
学修の到達目標 受講者各人が，経済学の考え方に基づいて，日本経済の今後を見通せる力を身に付けることを目指す。
授業計画 第１回 日本経済の歩み（１）：前期復習（平成不況）
第２回 日本経済の歩み（２）：グローバル化
第３回 日本経済の歩み（３）：世界経済危機
第４回 日本経済の歩み（４）：東日本大震災
第５回 日本経済の歩み（５）：震災と復興
第６回 日本経済の歩み（６）：小泉内閣後の3内閣
第７回 日本経済の歩み（７）：政権交代
第８回 日本経済の歩み（８）：アベノミクス（１）：総論
第９回 日本経済の歩み（９）：アベノミクス（２）：財政政策
第１０回 日本経済の歩み（１０）：アベノミクス（３）：金融政策
第１１回 日本経済の歩み（１１）：スガノミクス：総論
第１２回 日本経済の歩み（１２）：岸田政権の経済政策
第１３回 産業政策：産業復興と事業再生
第１４回 日本の社会保障：日本の社会保障の今後
第１５回 まとめ
授業外学習の課題 事前学習：講義で教授する範囲の教科書該当部分を読んでおくこと
事後学習：講義ノートを取り、その中で分からない用語を教科書・参考文献などを用いて復習をすること。不明な点は図書館で他の文献も併せて自ら調べること。担当教員への質問も歓迎する。
履修上の注意事項 【対面授業】
講義ノートはきちんととる事。本講義を履修するにあたり，ミクロ経済学・マクロ経済学の基礎的な知識を持っていることが望ましい。なお、公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
成績評価の方法・基準 講義内の復習テスト（30％）、期末試験（70％）によって評価する。
テキスト 使用しない。講義ノートをきちんととる事
参考文献 ・宮川努ほか『日本経済論』中央経済社
・小塩隆士『社会保障の経済学[第4版]』日本評論社
・矢口和宏ほか『経済学概論』（株）みらい
・八田達夫『ミクロ経済学Ｉ』東洋経済新報社
・N・グレゴリー・マンキュー『マンキュー経済学Iミクロ編 [第3版]』東洋経済新報社
・八代尚宏『日本経済・入門 (新版) 戦後復興からアベノミクスまで』有斐閣、2017
主な関連科目 ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ，公共経済学Ⅰ・Ⅱ，財政学Ⅰ・Ⅱ，経済政策など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 講義の前後は予定を空けてあるので、不明な点は随時質問する事。
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科（Ｂ群） FECE20216 2017～2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科（Ｂ群） FECE20216 2023～2023 2・3・4 ○ ○ ○ - -
経済科学部現代経済学科（Ｂ群） 41300 2024～2024 2・3・4 ○ ○ ○ - -
経済科学部経済情報学科（Ｈ群） FEEI20826 2019～2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科（Ｈ群） FEEI20826 2023～2023 2・3・4 ○ ○ ○ - -
経済科学部経済情報学科（Ｈ群） 42300 2024～2024 2・3・4 ○ ○ ○ - -