授業コード | 32029200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 日本の政治 | クラス | |
履修期 | 第1学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 篠原 新 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 日本の政治 |
学修の概要 | この授業は、日本政治、とくに戦後の日本政治の仕組みや実態についての基礎的な知識を得ることを目的としています。第二次世界大戦後、日本政治はどのような軌跡を辿ってきたのか、また、現代の日本政治はどんな仕組みによって動いているのか、さらには、そこでいかなるアクターが活動し、いかなる問題に直面しているのかなどについてできるだけ分かりやすく説明します。 なお、関連する時事問題についても随時取りあげて解説していきたいと思います。ただし、進捗状況によっては講義内容を一部変更することがあります。 |
学修の到達目標 | 1.戦後日本政治の概要について説明することができる。 2.現代日本政治の問題とその背景について説明できる。 3.日本政治について、自ら情報を集め分析することができる。 |
授業計画 | 第1回 | はじめに──オリエンテーション 第2次世界大戦敗戦までの経緯を理解できるようになる |
第2回 | 1940年代の政治──独立回復と政党の乱立 占領から独立の回復、また、その間の政党政治について理解できるようになる |
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第3回 | 1950年代の政治──55年体制の成立 自民党と社会党による55年体制について説明できるようになる |
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第4回 | 1960年代の政治──安保闘争と野党の多党化 激しい安保闘争を経てどのように政治が変化していったのかを説明できるようになる |
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第5回 | 1970年代の政治──沖縄返還と日中国交正常化 政治が安定していく中で沖縄返還と日中国交正常化が日本政治に与えた影響を理解できるようになる |
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第6回 | 1980年代の政治──戦後政治の総決算と政治腐敗 自民党長期政権と政治腐敗の関係について理解できるようになる |
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第7回 | 1990年代の政治──冷戦崩壊と政治改革 冷戦崩壊と政治改革の関係について説明できるようになる |
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第8回 | 2000年代の政治(1)──政党と首相の変化 政策決定過程の変容とその要因を検証できるようになる |
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第9回 | 2000年代の政治(2)──政権交代と二大政党制 民主党による政権交代の背景を説明できるようになる |
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第10回 | 2010年代の政治(1)──自民党への政権再交代 民主党政権の結果とその後の日本政治の変容について理解できるようになる |
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第11回 | 2010年代の政治(2)──安倍長期政権と野党の分裂 自民党長期政権の持続と野党分裂の関係について説明できるようになる |
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第12回 | 日本の安全保障(1)──冷戦と旧安保条約 旧日米安保条約の内容とその影響を理解できるようになる |
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第13回 | 日本の安全保障(2)──安保改定と国内政治 新旧の安保条約を比較して、分析できるようになる |
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第14回 | 日本の安全保障(3)──日米同盟と再定義 日米関係と安全保障の関係を説明できるようになる |
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第15回 | まとめ──日本政治の課題と今後の展望 今後の日本政治について様々な視点から考察できるようになる |
授業外学習の課題 | ・毎回、授業内容に関係する資料を配付するので、復習をしてください。 ・普段から政治に関心を持ってテレビやインターネット、新聞等のニュースに目を通すようにしてください。 ・事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを伝えるので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 ・事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった事柄については、次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | ・提出物の期限は厳守してください。 ・座席指定を行います。 ・公認欠席については、公認欠席時に配布した資料を後日渡すなど、適宜配慮を行います。 ・その他の注意事項は、初回の授業時に説明します。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の授業内で行う課題(40%)及びレポート(60%)で評価します。変更する場合は、事前にお伝えします。 |
テキスト | テキストは使用しません。毎回レジュメを配布します。 |
参考文献 | ・薬師寺克行『現代日本政治史』有斐閣、2014年。 ・五百旗頭真(編)『戦後日本外交史 (第3版補訂版)』有斐閣、2014年。 ・石川真澄、山口二郎『戦後政治史(第三版)』岩波書店、2010年。 その他は適宜、紹介します。 |
主な関連科目 | 政党と選挙の政治学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後にメールで質問と相談を受け付けます。そのほかの時間にも受け付けますが、事前に連絡をください。 授業内で行う課題については、次回の授業の冒頭で解説します。 レポートについてのフィードバックを希望する場合は、担当教員に問い合わせてください。個別にお伝えします。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科 | - | 2016~2016 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科 | FLIP20502 | 2017~2017 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(E群) | - | 2015~2016 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |