授業コード 32009200 クラス
科目名 国際政治経済論Ⅱ 単位数 2
担当者 名波　彰子 履修期 前期授業
カリキュラム ＊下表参考 配当年次 ＊下表参考
授業題目 「グローバル時代」の政治経済問題　Political Economy in the Globalising World
授業の概要 近年ヨーロッパを中心に人の移動すいなわち難民や移民の問題が生じている。この授業では、グローバル化によって　推進される国際移動の現状や課題を考察し、人の移動から見る今後の世界を考えていく。また、授業の後半ではニュージーランドを中心としたオセアニア地域を対象にその歴史への理解からはじまり、現在のオセアニア地域の政治、外交、経済、社会、文化、メディア、教育に関する重要な課題を考察する。
学習の到達目標 国際移動やオセアニア地域についての知識を身につけ、それぞれの問題点の解決方法を構想し自分の子言葉で表現できる能力を身につけることを目標とする。
授業計画 第１回 コース・ガイダンス
国際移動の世界　人の移動の諸相について知識を得ます
第２回 国際移動とその課題　
ゲストワーカーから移民へというステータスと社会の受け入れの変化を考えます
第３回 国際移動とその課題　
移民に関する社会・経済・行政コストの問題を考えます
第４回 国際移動の事例　日本の場合　（振替授業日オンデマンド）
日本国内の人の移動問題について考えます
第５回 国際移動の事例　
ニュージーランドの「永住への道」政策を中心に事例を分析します
第６回 国際移動の事例　（オンデマンド）
国際移動に対する国際組織の正負の面と役割を考えます
第７回 国際移動の事例
スウェーデンの難民受け入れの事例を用いて、その課題を考えます
第８回 試験の実施と試験のフィードバック
第９回 ニュージーランドの歴史
ニュージーランドの成り立ちと建国後の歴史について学びます
第１０回 多文化社会
ニュージーランドの多文化社会について政策と課題を学びます
第１１回 オセアニア地域の諸問題（オンデマンド）
オセアニア地域に属する国や地域の諸問題について調べ、考えます
第１２回 女性の社会参加に関する問題
ニュージーランドの女性の社会参加・社会進出について分析します
第１３回 外交・安全保障
ニュージーランドの外交・安全保障について基本的知識を得て考察します
第１４回 福祉国家（振替授業日オンデマンド）
福祉国家の政策や課題について、ニュージーランドを事例に調べて考えをまとめます
第１５回 テストの実施とテストに関するフィードバック
授業外学習の課題 各回授業の内容のふりかえりや授業内で出される課題等のため、約1～２時間程度の予習復習が必要となる。また、授業をより理解するために授業外の時間を用いての関連資料やオンラインニュースなどの読解が必要である。
履修上の注意事項 ＊この授業は「ブレンド型授業」です。Moodleを使います。
１．授業計画は受講生の理解によって変更することがあります。授業内やMoodle等によりアナウンスがあるので各自で確認すること。
２．授業開始から10分以降の入室については、欠席扱いとします。
３．他の受講生の迷惑となる行為は厳禁です。指示に従わない場合、相応の措置をとります。
４．資料等は事前にMoodleに提示されます。各自必要に応じてプリントアウト等をして、授業に持参してください。授業中の許可のない撮影・録音は禁止です。
５．公認欠席は欠席扱いしません。テストや試験の際に公認欠席の場合は、レポートなど代替措置で対応します。
６．試験とテスト実施後、Moodle上でポイントの解説を提示します。
成績評価の方法・基準 受講態度（30％）、試験とテスト（70％）を目安に総合的に評価する。
テキスト テキストは使用しません。
参考文献 授業中に適宜提示します。
主な関連科目 国際ＮＧＯ論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 原則として、授業終了直後に質問に対応します。
それ以外の時間についてはメールなどで事前にアポイントをとってください。
フィードバックは原則として、次の回の授業で行います。
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科 － 2016～2016 3･4 - - - - -
法学部法律学科 FLIP20309 2017～2017 3･4 - - - - -
法学部国際政治学科（Ｃ群） － 2015～2016 2･3･4 - - - - -