授業コード 32006300 クラス
科目名 国際機構論Ⅱ 単位数 2
担当者 隅田 姿 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際協力論(International Cooperation)
授業の概要 本講義では、国際協力に関する理論的および実務的な知識を広く身に着けることを目的とします。また、実際に行われている国際協力の事例を比較・検討することで、国際協力の在り方について批判的に考察し、提言する力を習得することも目指します。授業は講義(50%)とグループワーク(50%)で行います。
学習の到達目標 1.国際協力の意義と必要性について説明できる。
2.様々なドナーによる国際協力の仕組みと現状について説明できる。
3.国際協力の課題を説明できる。
4.自分ができる国際協力について説明できる。
授業計画 第1回 オリエンテーション
授業の概要(目的、到達目標、成績評価など)を理解する
第2回 国際協力とは何か?①貧困格差と国際援助の仕組み(実践)
貿易ゲームを通して貧困格差と国際援助を疑似体験する
第3回 国際協力とは何か?②貧困格差と国際援助の仕組み(解説)
貿易ゲームの意味を理解し、国際協力を「5W1H」を使って理解する
第4回 国際協力の理念と政策の変遷
国際協力についての11の理念と政策を理解する
第5回 国際協力の取り組み(1):二国間援助の概要
二国間援助をUSaid、UKaid、JICAを事例に理解する
第6回 国際協力の取り組み(1):二国間援助の事例(JICA)
JICAのプロジェクトを理解する
第7回 国際協力の取り組み(2):多国籍援助の概要
多国籍援助を世界銀行とUNDPを事例に理解する
第8回 国際協力の取り組み(2):多国籍援助の事例(世界銀行とUNDP)(オンデマンド)
世界銀行とUNDPのプロジェクトを理解する
第9回 国際協力の取り組み(3):NGO・民間企業・個人
NGO、民間企業、個人が行う国際協力を理解する
第10回 国際協力の取り組み(4)各主体による協力の特徴
二国間、多国間、NGO、民間企業、個人の国際協力を比較検討する
第11回 グローバル倫理
各人がもつグローバル倫理について考える
第12回 国際協力の課題①映像で見る課題
映像をもとに国際協力の課題を知る
第13回 国際協力の課題②課題の説明
映像を踏まえて、国際協力の課題を「5W1H」と「So what」を使って理解する
第14回 私達ができる国際協力(オンデマンド)
私たちができる国際協力を1つ起案する
第15回 まとめ
14回の復習をする
授業外学習の課題 ・毎回の授業終了後、1時間程度の復習時間(ミニッツペーパーへの取り組み)が必要です。
履修上の注意事項 ・本講義の内容は国際開発の知識に立脚するため、事前に国際開発論を必ず履修してください。
・ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業回における受講の仕方および資料についてはMoodleにて指示をします。
・本講義ではグループによる討議を多く行います。そのため授業では積極的な態度および発言が求められます。
・PCまたはタブレット(なければスマホ)を持参してください。ワーク時の情報収集やミニッツペーパーの提出で使用します。
・無断欠席は厳禁です。欠席をしなければならない事象が起きた場合には、事前に(それが難しい場合事後速やかに)隅田まで欠席の旨を知らせてください。
・公認欠席時の資料は後日配布します。隅田までメールをしてください。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
以下の3点で評価します。
・ミニッツペーパーと小テスト(40%)
・ワーク提出物(20%)
・レポート課題(40%)
テキスト 使用しません。
参考文献 適宜紹介します。
主な関連科目 国際開発論、国際組織論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・ミニッツペーパーと小テストの解答例、およびそこに書かれた質問には次回授業冒頭に回答します。
・その他の質問に関してはメールで対応します。
・レポート課題の講評はMoodleにて行います。また、個別でのフィードバックが欲しい人は対応します。希望者は連絡をしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部国際政治学科(C群) 2015~2016 2・3・4 - - - - -