授業コード 32006200 クラス
科目名 国際機構論Ⅰ 単位数 2
担当者 隅田 姿 履修期 第4学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際組織論(International Organization)
授業の概要 本講義では、国際組織に関する理論および基礎的な知識を身につけることを目的とします。また、国際社会の組織化を身近な現象として捉え、国境を越えたグローバルな問題への認識と解決策に関する知識を習得することも目指します。授業方法は、講義、ペアワーク、グループワークを用います。
学習の到達目標 1.国際組織の構造、種類、役割および活動を説明できる。
2.国際組織の存在を複数の理論を使って説明できる。
3.国際組織が抱える問題および現行の解決策を説明できる。
授業計画 第1回 オリエンテーション
授業の内容(目的、到達目標、成績評価など)を理解する
第2回 国際組織とは何か?
国際組織の定義と6つの種類について理解する
第3回 国際組織の歴史(1)国際組織の初期
国際組織が誕生した経緯について、初期に注目して理解する
第4回 国際組織の歴史(2)国際組織初期の構造
初期の国際組織の構造に注目して、その発展を検討する
第5回 国際組織の理論的分析アプローチ(1)4つの理論
国際組織を理解・説明するための4つの理論を理解する
第6回 国際組織の理論的分析アプローチ(2)理論を使う
4つの理論を使い国際組織を検討する
第7回 国際組織の種類(1)国際連合
国際連合の5つの主要機関を理解する
第8回 国際組織の種類(2)国際連合の課題
国際連合が抱える4つの課題について理解する
第9回 国際組織の種類(3)地域間組織
世界の5つの地域における地域間組織を理解する
第10回 国際組織の種類(4)非国家主体
非国家主体が構成する7種類の国際組織を理解する
第11回 国際組織の課題(1)国際組織のできること・できないこと
国際組織ができることとできないことを理解する
第12回 国際組織の課題(2)国際組織の課題
国際組織が抱える課題について4つの視点で理解する
第13回 グループ発表(オンデマンド)
グループで1つの国際組織について検討し、録画動画にして発表する
第14回 グループ発表の評価(オンデマンド)
他グループの発表動画を視聴し評価する
第15回 まとめ
14回の授業を復習する
授業外学習の課題 ・事前学習(1時間程度):毎講義の最後に次回の講義テーマをお知らせするので、各自関連する事項について調べておいてください
・事後学習(2時間程度):毎講義の後、ミニッツペーパーまたは小テストに取り組んでください。講義中に分からなかった部分については、次回までに各自で調べ理解しておくようにしてください。
・グループ発表のための準備に10時間程度のグループ学習が必要になります。
履修上の注意事項 ・ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業回における受講の仕方および資料についてはMoodleにて指示をします。
・PCまたはタブレット(なければスマホ)を持参してください。授業内のワークやミニッツペーパーの提出で使います。
・本講義ではペアワークやグループワークなどを多く行います。そのため、授業では積極的な態度および発言が求められます。
・無断欠席は厳禁です。欠席をしなければならない事象が起きた場合には、事前に(それが難しい場合には事後速やかに)隅田まで欠席の旨を知らせてください。
・公認欠席時の資料は後日配布します。隅田までお知らせください。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
以下の4点で評価します。
1.ミニッツペーパーと小テスト 30%
2.グループ発表 20%
3.グループ発表評価 10%
4.レポート課題 40%
テキスト 使用しません。
参考文献 Karn, M., Mingst, K., & Stiles, K. 「International Organizations: The Politics and Processes of Global Governance」Lynne Rienner(2015)
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・ミニッツペーパーおよび小テストの回答と、そこに書かれた質問には次回授業冒頭に回答します。
・その他の質問に関してはメールでお答えします。隅田まえメールをしてください。
・レポート課題の講評はMoodleにて行います。また、個別でのフィードバックが欲しい人は対応します。希望者は連絡をしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部国際政治学科(C群) 2015~2016 2・3・4 - - - - -