授業コード 30096100 単位数 2
科目名 基本的人権Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 松本 奈津希 配当年次 *下表参考

授業の題目 基本的人権Ⅱ
学修の概要 みなさんはこれまで、大学での講義(憲法原論、基本的人権Ⅰ)の中で、基本的人権に関する基礎知識を学習してきたことでしょう。
 この授業では、基本的人権Ⅰを履修して憲法の基本を理解していることを前提に、日本国憲法の保障する権利に関わるさまざまな解釈上の問題について、具体的な判例や時事問題をもとに学習していきます。



※この授業は、対面授業とオンライン授業を組み合わせて行う【ブレンド型授業】です。詳細は「履修上の注意」を確認してください。
学修の到達目標 (基本的人権Ⅰを履修し、基本的人権に関する基礎知識を習得し、憲法の基本原理を理解した上で、)人権侵害が争われる具体的事件や事例問題等において、憲法の幅広い知識をもとに解決策を考え、小論文に書けるようになること。
授業計画 第1回 ガイダンス
基本的人権Ⅰで学習した表現の自由の復習
第2回 表現の自由(1)事前抑制,表現内容規制と内容中立規制
第3回 表現の自由(2)パブリック・フォーラム、規制と援助など
第4回 集会の自由
第5回 結社の自由
第6回 学問の自由
第7回 経済活動の自由(1)総説,移住移転の自由
第8回 経済活動の自由(2)職業選択の自由
第9回 経済活動の自由(3)財産権
第10回 人身の自由と刑事手続上の諸権利
第11回 社会権総論、生存権
第12回 教育を受ける権利
第13回 参政権
第14回 【オンデマンド講義】
勤労の権利と労働基本権
第15回 婚姻の自由
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):各回で扱う教科書・判例集の範囲に目を通してきてください。授業では適宜時事問題にも触れていきます。普段から新聞やニュース等に目を通すことを推奨します。
事後学修(2時間程度):教科書・判例集をよく読んで復習しておいてください。また、ワークシートを作成・提出して貰います。
履修上の注意事項 【基本】
・授業は教科書にそって、パワポでポイントを絞った解説をいます。予習・復習の際に教科書や判例集をよく読んでおいてください。
・レジュメ等資料の配付、ワークシートへの書き込みはMoodle上で行います。ご自身で印刷するか、パソコンなどを持参してください。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。

【ブレンド型授業について】
・この授業では、対面授業とオンライン授業(オンデマンド形式)を組み合わたブレンド型授業を実施します。オンライン授業回とその内容は、授業計画を参照してください。
・オンライン授業は、下記手順で行います。
 ①Moodle上にアップロードされた授業動画を見て学修する(配信期間は原則1週間)。
 ②課題やワークシートを期間内に提出する。
成績評価の方法・基準 期末試験、ワークシート、小テストにより評価します。
具体的には、
 A:「ワークシート」の提出 配点20点
 B: 小テスト 配点10点
    Moodleにて実施します。
 C: 小論文試験 期末試験100点
総合評価: 
  Cの点数が60点に満たない場合、60点までC+B+A 
  但し、Aの記載が手抜きやコピペと認めた場合は減点する。
テキスト 高橋和之『立憲主義と日本国憲法〔第5版〕』(有斐閣、2020年)または同『立憲主義と日本国憲法〔第6版〕』(有斐閣、2024年)
渋谷秀樹編著『憲法判例集〔第12版〕』(有斐閣、2022年)

※教科書は購入をお願いします。その際、必ず指定された版を購入してください。
参考文献 適宜指示します。
主な関連科目 基本的人権Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業に関する質問は、授業後またはメールにてお願いします。
フィードバックはオフィスアワーにて対応します。
その他、公務員試験などの各種資格試験についても相談に乗ります。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(公法) 2016~2016 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(公法) FLLA20401 2017~2022 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(公法) FLLA20401 2023~2023 2・3・4 -
法学部法律学科(基本科目) 31200 2024~2024 2・3・4 -
法学部国際政治学科(E群) 2015~2016 2・3・4 - - - - -