授業コード | 30095717 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールⅡ(2024) | クラス | 17 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 譚 天陽 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 知的財産法の基礎研究Ⅱ |
学修の概要 | 本ゼミナールは、知的財産法(特に特許法、商標法等)の基礎内容を中心に検討を行います。知的財産法関連の裁判例、ニュース、あるいは自身が関心を持っている課題を自ら選定し、何が問題となっているのか、なぜその問題に対して関心を持っているのか、その問題を解決するにはどういった手段が考えられるのかについて、報告者自身が関連文献を調査し、自身の考えをまとめた上で、ゼミで報告しながら一緒に議論します。 |
学修の到達目標 | 本ゼミナールは、身近にある知的財産法の関連課題を法的思考で分析する能力を養成することを学習の到達目標とします。知的財産法とは何か、なぜそれが問題となっているのかを究明することが本ゼミナールの目標です。 |
授業計画 | 第1回 | 特許法判例研究(一):発明の定義 |
第2回 | 特許法判例研究(二):特許の要件 | |
第3回 | 特許法判例研究(三):職務発明 | |
第4回 | 特許法判例研究(四):権利の消尽 | |
第5回 | 特許法理論研究(一):クレーム解釈 | |
第6回 | 特許法理論研究(二):均等侵害 | |
第7回 | 商標法判例研究(一):商標登録要件 | |
第8回 | 商標法判例研究(二):商標の類似 | |
第9回 | 商標法判例研究(三):商標的使用 | |
第10回 | 意匠法判例研究(一):意匠の定義 | |
第11回 | 意匠法判例研究(二):意匠登録要件 | |
第12回 | 意匠法判例研究(三):意匠の類否 | |
第13回 | 不正競争防止法判例研究(一):商品等主体混同行為 | |
第14回 | 不正競争防止法判例研究(二):著名表示不正利用行為 | |
第15回 | 不正競争防止法判例研究(三):営業秘密不正利用行為 |
授業外学習の課題 | 各回指定判例・文献の事前予習及び報告資料の予習(2時間程度)と復習(2時間程度) |
履修上の注意事項 | ①第一回目のゼミは、報告の順番・テーマを決定するため、必ず出席してください。やむを得ない欠席が生じる場合は、必ず事前に連絡してください。 ②ゼミ参加者には、知的財産法の基礎知識を習得してもらうために、特殊講義B(知的財産法Ⅱ)の履修登録をおすすめしますが、これは本ゼミナール履修の必須条件ではありません。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 出席を前提としたゼミへの貢献度(60%)、報告(40%) ①欠席:事前に連絡して合理的な理由を説明した場合のみ減点としません。 ②報告:報告レジュメの完成度と報告内容の充実度という二つの側面から評価します。報告者自身のオリジナリティがあり、または先行研究調査の質が高い場合は、別途加点します。 ③貢献:他の報告者の報告内容に対して、ゼミで質問し、または報告者に対して事前にアドバイス等を行った場合に加点します。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 小泉直樹=田村善之編『特許判例百選(別冊ジュリスト)』(有斐閣、第5版、2019) 茶園成樹=田村善之=宮脇正晴=横山久芳編『商標・意匠・不正競争判例百選 (別冊ジュリスト)』(有斐閣、第2版、2020) |
主な関連科目 | 特殊講義B(知的財産法Ⅰ)、特殊講義B(知的財産法Ⅱ)、法律基礎B(法情報学) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の後及びメールでは随時受け付けるほか、水曜日のオフィスアワー(14時-17時)でも受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | - | 2016~2019 | 3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA30802 | 2020~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | - | 2023~2023 | 3・4 | - | - | - | - | - |