授業コード | 30068209 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナール基礎 | クラス | 09 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 松本 奈津希 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 事例問題を解決してみよう! |
学修の概要 | 憲法関連の講義を一通り学習して、なんとなく理解した気になっていたけれど、実際にニュースやSNSを見てもあんまり分からないな、という人は少なくないでしょう。 「憲法問題は身近にたくさんありますよ」と言われても、それを自身で発見して、解決方法を見つけるのは、なかなか難しい作業だと思います。 そこでこのゼミナール基礎では、身近に起こりそうな(あるいは実際に起きた)事例問題を手掛かりとして、実際にどうやって問題を解決するのかという、憲法の「使い方」を身に付けていきます。答えは必ずしも一つではありません。ゼミナール基礎を通じて、憲法の解釈の面白さと難しさに触れてみましょう。 ゼミで扱う事例問題は第一回目の講義にて、受講生と相談して決定します。授業計画のテーマは目安です。 毎回報告担当者には、報告資料を作成してきてもらい、発表してもらいます。 担当者による報告後、全員でディスカッションを行います。様々な角度から議論を展開してみましょう。 |
学修の到達目標 | このゼミナール基礎では、憲法の知識を定着させ、実際に使えるレベルまで理解を深めることを目標とします。公務員試験などの各種国家試験にも役立ちます。また同時に、法学文献を正確に読み取る力を養い、さらに文献調査、報告、討議の能力を身に着けることを目標とします。 今後ゼミナールなどでも必要とされる力を、この基礎演習の中で高めていきましょう。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 事例問題・担当者の決定 |
第2回 | 高校生の政治活動──問題編 | |
第3回 | 高校生の政治活動──解決編 | |
第4回 | DNAデータベースの合憲性──問題編 | |
第5回 | DNAデータベースの合憲性──解決編 | |
第6回 | 芸術の自由と公的助成──問題編 | |
第7回 | 芸術の自由と公的助成──解決編 | |
第8回 | 学問の自由と先端科学研究──問題編 | |
第9回 | 学問の自由と先端科学研究──解決編 | |
第10回 | インターネット医療品販売──問題編 | |
第11回 | インターネット医療品販売──解決編 | |
第12回 | インターネット選挙運動──問題編 | |
第13回 | インターネット選挙運動──解決編 | |
第14回 | 性犯罪刑期満了者の入居拒否──問題編 | |
第15回 | 性犯罪刑期満了者の入居拒否──解決編 |
授業外学習の課題 | 報告担当者は、報告準備をお願いします(準備時間:4時間程度)。 担当者以外の受講生も、指定箇所の予習・質問の用意をお願いします(毎週1時間程度)。 適宜時事問題にも触れていく予定です。普段から新聞やニュースに目を通しておきましょう。 |
履修上の注意事項 | 担当箇所は第一回の授業で決定します。 報告担当者には、文献の指定箇所と参考文献を読んで報告資料(レジュメ等)を作成してきてもらい、発表してもらいます。 担当者による報告後、全員でディスカッションを行います。担当者以外の受講生も、全員指定箇所を読んできてください。 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 報告(30%) 報告資料(20%) 出席を前提とした、演習への参加度・貢献度(50%) 毎回の講義で積極的に質問をしたり、自分の意見などを発言したりしてください。 |
テキスト | 授業内で指示します。 |
参考文献 | |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
ゼミで扱った内容についての質問は、授業時間内または授業終了後にお願いします。オフィスアワーもご活用ください。また、公務員試験などの各種資格試験対策についても遠慮なくご相談ください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | FLLA20802 | 2018~2022 | 2 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA20802 | 2023~2023 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |