授業コード | 30068203 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナール基礎 | クラス | 03 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 門脇 美恵 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | ゼミナール基礎 |
学修の概要 | この演習は、「行政法」という科目をこれから学んでいきたい学生の皆さんに向けた、入門的演習です。基礎演習で行政法上の基本原理や行為形式を学んだ学生の皆さんを念頭において、行政救済法の基礎について学びます。行政救済法において各行為形式がどのように争われるのか、判例を検討しながら学んでいきます。基礎演習で利用したテキストを使い、一冊にざっくりと目を通すことにより、「行政法」では何を学ぶのか、「行政法」で学ぶ内容が社会においては実際にどのように現れているのか、その全体像を理解するとともに、必要不可欠な専門用語を理解します。 |
学修の到達目標 | 1)社会生活の中において行政法がどのように関わっているのか具体的にイメージすることができる。 2)行政救済法の基本的な体系を理解し、わたしたちが行政活動により権利利益を侵害された場合に、どのような法制度により争うことができるのか、専門用語を用いて簡潔に説明することができる。 3)テレビや新聞等で報道される行政に関するニュースに関心を持ち、それが行政救済法の体系においてどの部分に関係するのか理解することができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | テキストChapter13 行政訴訟(1)取消訴訟 | |
第3回 | Chapter13に関する判例検討 | |
第4回 | 【オンデマンド】行政救済法の体系 | |
第5回 | テキストChapter14 行政訴訟(2)義務付け訴訟 | |
第6回 | テキストChapter14に関する判例の検討 | |
第7回 | テキストChapter15 行政訴訟(3)当事者訴訟 | |
第8回 | テキストChapter15に関する判例の検討 | |
第9回 | テキストChapter16 行政不服申立て | |
第10回 | テキストChapter16に関する判例の検討 | |
第11回 | テキストChapter17 国家賠償 | |
第12回 | テキストChapter17に関する判例の検討 | |
第13回 | テキストChapter18 損失補償 | |
第14回 | 【オンデマンド】公務員試験過去問チャレンジ | |
第15回 | テキストChapter18に関する判例の検討 |
授業外学習の課題 | 事前にテキストの該当箇所を予習し、事後に授業内容についてテキストおよび配布資料を読み直して復習して下さい(計3時間程度)。 |
履修上の注意事項 | ・ブレンド型授業を実施します(Moodle使用のオンデマンド型)。 ・演習の運営は、学生の皆さんが中心となります。演習の中心は学生の報告で、ペアないしグループに分かれて報告を行ってもらいます。演習では、報告以外にも、レクリエーション企画等についても学生の皆さんの主体的な提案をお待ちしています。 【ご注意】 (1)全回出席・無遅刻が原則です。やむを得ない理由で欠席される場合は、必ず事前に連絡をお願いします。演習は学生の皆さんが中心に運営するものですから、ご協力お願いいたします。 (2)報告者は、責任をもって報告の準備をしてください。 (3)公認欠席に対して必要な対応は個別に行います(代替課題等)。 |
成績評価の方法・基準 | 報告内容(7割)およびその他の授業態度(3割) |
テキスト | 大橋洋一『社会とつながる行政法入門〔第2版〕』(有斐閣、2021年) |
参考文献 | |
主な関連科目 | 「総合教養講座a(地方行政と法)」「行政法総論」「行政救済法」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は授業時間中およびオフィスアワー、その他メール等で対応します。 課題へのフィードバックは、授業またはMoodleで行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | FLLA20802 | 2018~2022 | 2 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA20802 | 2023~2023 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |