授業コード 30067900 クラス
科目名 刑事訴訟法Ⅰ 単位数 2
担当者 山﨑 俊恵 履修期 第1学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 刑事訴訟の基本
授業の概要  この講義では、刑事訴訟法Ⅱの履修の前提として、捜査から上訴までの刑事手続の流れを概観し、刑事訴訟の基本原理を講義する。裁判員制度や犯罪被害者の保護のための制度、近時の刑事訴訟法等の改正も取り上げる。
学習の到達目標  刑事訴訟に関する基礎知識を習得し、基本原理及び手続の流れを理解できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 刑事手続の概要
刑事手続の概要を学修する。
第3回 裁判員制度
裁判員制度について学修する。
第4回 犯罪被害者の保護
犯罪被害者への配慮や保護の制度を学修する。
第5回 捜査(1)捜査機関、捜査の原則、捜査の端緒、逮捕・勾留
捜査機関の種類、捜査の原則、捜査の端緒、人に対する強制処分である逮捕・勾留について学修する。
第6回 捜査(2)捜索・差押え、検証、鑑定、通信傍受
主に物に対する強制処分を学修する。
第7回 4月30日(火)(オンデマンド) 2016年刑訴法等の改正
2016年の刑訴法等の改正について学修する。
第8回 被疑者・被告人の権利
被疑者・被告人の権利を学修する。
第9回 公訴の提起
公訴の提起について学修する。
第10回 5月11日(土)(5月3日(金)振替授業)(オンデマンド) 公判
公判について学修する。
第11回 証拠法(1)総則(証拠能力と証明力、証拠裁判主義、自由心証主義)
刑事手続における証拠の扱いについて学修する。
第12回 証拠法(2)違法収集証拠排除法則、自白法則、伝聞法則
引き続き、刑事手続における証拠の扱いについて学修する。
第13回 裁判
主に公判の裁判について学修する。
第14回 上訴、非常救済手続
上訴及び非常救済手続について学修する。
第15回 まとめ
授業外学習の課題 ・授業中に配布したレジュメを使用して復習を行うこと。
・授業中に指定された裁判例の予習を行うこと。
学修時間の目安:3時間程度
履修上の注意事項 1 ブレンド型授業を実施する。Moodleを使用する。 
2 毎回の授業ではないが、裁判例を指定して予習を求めることがあるので、その場合は十分に予習すること。
3 公認欠席時の資料は、後日、配付します。
成績評価の方法・基準 学期末試験(100%(短答式60%、論述式40%))
テキスト なし
参考文献 渡辺直行『入門刑事訴訟法』(成文堂、第2版、2013)
渡辺直行『刑事訴訟法』(成文堂、第2版、2013)
白取祐司『刑事訴訟法』(日本評論社、第10版、2021)
田中開ほか『刑事訴訟法(第6版)』(有斐閣、2020)
など。
主な関連科目 刑法総論・各論、憲法の基本的人権・統治機構など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業終了後及び授業開始時・学期末試験前のオフィスアワーのほかにも、随時対応する。
・成績疑義については正式に教学センターを通じて手続を取ること。それ以外の質問(学修の方法や良い答案を書くためのアドバイス等)は個別にメール等で対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(刑事法) 2016~2016 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(刑事法) FLLA20407 2017~2017 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(刑事法) FLLA20502 2018~2022 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(刑事法) FLLA20502 2023~2023 2・3・4 -
法学部法律学科(基本科目) 31200 2024~2024 2・3・4 -