授業コード | 30057900 | 単位数 | 1 |
科目名 | 法律基礎A(判例学習入門) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 増田 栄作 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 判例学習入門 |
学修の概要 | 1 授業の概要 法学部に入学したてのみなさんは、これから判例を読んだり、条文を読んだりしながら法律を学んでいくのですが、「判例って何だ?」「判例ってどうやって読むの?」「条文って何?」「六法って?」「そもそも法律を勉強するってどういうことだろう?」等々いろいろ考えて、分からないことだらけで不安に思ったりしているのではないでしょうか。 本講義では、以上のような皆さんの疑問や不安にこたえるために、裁判所が示した判断である「判例をなぜ読む必要があるのか」「どう読めばよいのか」「法律学科で何をどうやって学べばよいのか」について、皆さんと一緒に勉強します。第一線で活躍している本学出身者を含む弁護士を非常勤講師としてお招きし、実際に実務家として携われた事件を素材としてお話をしていただきます。 判例学習は、法律学を勉強するための必要不可欠です。裁判実務や弁護実務がわかると、判例の読み方がわかるようになります。そして、判例について深く理解できるようになれば、法律学の授業がより一層わかるようになり、法律を学ぶ「楽しさ」を体感できるようになります。 本講義では以下のことに取り組みます。 ① 「判例をなぜ読む必要があるのか」ということを、実務家および研究者の視点から、皆さんと一緒に考えます。 ② 裁判実務で、「判例がどのように作られるのか」「判例が私たちの生活においてどのような意味を持っているのか」ということを、具体的な事例を通して、皆さんと一緒に考えます。 ③ 法律学科で判例を学ぶうえで大切なことを皆さんと一緒に考えます。 2 授業の方法 (1)毎回のテーマに沿って講義を行います。下記授業計画を予定しています。 (2)事前にテーマについて各自自分なりに予備知識を準備し質問事項を考えてきてください。 (3)講義終了時にミニッツペーパー(感想など)を書いて提出することが求められます。 |
学修の到達目標 | (1)裁判というものを体感する。どんなこと(トラブル)が裁判になるのか。 (2)判決がどのようにして出来上がってくるのかを理解する。裁判はどう行われ、裁判所はどう判断するのか。 (3)弁護士の仕事がどのようなものかを理解する。弁護士はどんなことをしているのか。 (4)判例の読み方を理解する。 |
授業計画 | 第1回 | 導入・判例とは 判例とは何かについて基礎的な知識を得る。 |
第2回 | 消費者事件(契約関係) 消費者事件(とくに契約関係)について基礎的な知識を得る。 |
|
第3回 | 一般民事:賃貸借 とくに家屋の賃貸借契約について基礎的な知識を得る。 |
|
第4回 | 交通事故 とくに自動車の道路交通事故について基礎的な知識を得る。 |
|
第5回 | 中間まとめ・判例学習の意義(オンデマンド) 判例学習の意義について基礎的な知識を得る。 |
|
第6回 | 家事事件・親権とは何か 家事事件(とくに親権とは何か)について基礎的な知識を得る。 |
|
第7回 | 刑事事件 刑事事件について基礎的な知識を得る。 |
|
第8回 | 家事事件 家事事件(とくに婚姻に関する問題)について基礎的な知識を得る。 |
|
第9回 | - | |
第10回 | - | |
第11回 | - | |
第12回 | - | |
第13回 | - | |
第14回 | - | |
第15回 | - |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):毎講義のテーマについて、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係することがらについて調べておくこと。テーマについて分からない点や理解できない点をチェックしておいてください。そのうえで、講師の先生への質問事項も考えて授業に臨んでください。 事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった事柄については、次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | (1)本講義は、1年次生の履修登録指定科目です。授業の内容も専ら1年次生を対象としています。 (2)市販の六法を必ず持参してください。 *ブレンド型授業を実施します(第5回のみ。Moodle使用)。Moodleコース上で資料や課題等のやり取りをおこないます。 *公認欠席制度の配慮内容は以下のとおりです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料等については、Moodleコース上にデータを提示します(紙媒体の後日配布などは行いません)。 ・公認欠席時の小テストなど授業内課題については、代替措置を実施します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業時に実施する課題等(30%)および定期テスト成績(70%)によって評価します。 |
テキスト | 市販のテキストは使用しません。資料を配付します。 六法および法律学小辞典を必ず持参してください。 |
参考文献 | |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
直接には授業時および終了後に対応します。また、学期初めおよび学期末にオフィスアワーを設けます。試験の結果等に関しても、直近に実施される学修相談において問い合わせに応じます。 授業運営に関する質問等については、Moodleコース上のメッセージおよびalphaメールでも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(法律基礎) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(法律基礎) | FLLA10107 | 2017~2017 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(法律基礎) | FLLA10103 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(法律基礎) | FLLA10103 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部法律学科(基本科目) | 31200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |