授業コード 30053300 単位数 2
科目名 特別講義A(法律専門職の実務と法) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 東間 那緒 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 法律専門職の実務と法
学修の概要  本講義では、1.不動産取引 2.金融取引と担保 3.相続 をテーマに、実体法の実務的運用の実例を交えて検討を加えます。
 実務を実感できるよう、イメージのもちやすい実例を用います。
「不動産取引」では、実体法による取引とそれを公示する不動産登記法を中心に講義を行います。
「金融取引と担保」では、貸金保全の必要性と担保取得実務を中心としています。
「相続」では、相続・遺言の実務に加え、近年の法改正についても取り上げます。
 テキストは定めませんが、民法(物権、契約、親族、相続)関する基礎的学力を備えて講義に臨むと更に学習効果が期待できます。
学修の到達目標 不動産取引・金融取引と担保・相続に関する実務と法の関わりを理解できる。
授業計画 第1回 第1回 不動産取引総論
第2回 第2回 不動産取引に関する法的規制
第3回 第3回 不動産取引の客体について(1)
第4回 第4回 不動産取引の客体について(2:区分所有建物等)
第5回 第5回 不動産取引の安全の確保
第6回 第6回 貸し出し・債権保全の必要性
第7回 第7回 民法と不動産登記法
第8回 第8回 不動産登記法から考える債権保全の必要性
第9回 第9回 金融取引における担保取得実務
第10回 第10回 ABLなど特殊な担保について
第11回 第11回 相続に関する問題総論
第12回 第12回 遺言制度を用いた相続紛争予防
第13回 第13回 遺産分割協議
第14回 第14回 相続における裁判所の役割
第15回 第15回 近時の相続関係の法改正・まとめ
授業外学習の課題 事前学習(1時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
事後学習(1時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること。
履修上の注意事項 講義ノートの作成を行うことが望ましいです。
復習は、講義の内容を民法の参考書等で各自確認してください。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。
成績評価の方法・基準 【期末試験】有、対面
受講態度10%、期末試験90%を目安に、総合的に評価します。

<非対面授業に変更になった場合>
【期末試験】無
対面時の受講態度および提出された課題で総合的に評価します。
テキスト 特に定めません。
参考文献
主な関連科目 民法、不動産登記法など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
毎回、講義終了前に小テストの実施または質問票の回収を行い、次回講義において解説または回答する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(発展科目) 2016~2016 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科 FLLA30915 2017~2017 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(発展科目) FLLA20910 2018~2022 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(発展科目) FLLA20910 2023~2023 2・3・4 -
法学部法律学科(特別科目) 31300 2024~2024 2・3・4 -