授業コード | 30038002 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールⅢ | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 鄭 芙蓉 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 改正民法の研究(物権法) |
学修の概要 | 本ゼミナールは、テキストの講読及び質疑応答を行うことにより、改正民法(物権法)を学習します。進行方法は次の通りです。まず、3人1組でいくつかのチームに分けます。毎回その中から〔報告班〕を指定します。〔報告班〕が希望のテーマについてレジュメを作成•報告し、それ以外のメンバ全員が〔質問班〕となり、それに対して質問します。また、全員が事前にMoodleの練習問題を解いて、当日、他のゼミ生と議論します。 |
学修の到達目標 | 改正民法(物権法)に関する理解を深め、民法の基礎知識や運用能力を身につけることができる。また、ゼミを通じて、問題を自分で発見して解決できる能力、資料収集や調査する能力、自分の主張を正確に人に伝えられるプレゼンテーション能力、他人と議論するディベート能力の向上も、養うことができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス•各班の仕分けと報告順の確定 |
第2回 | 第1班第1回目報告(令和3年物権法・不動産登記法改正等の経緯) | |
第3回 | 第2班第1回目報告(相隣関係に関する規定の改正) | |
第4回 | 第3班第1回目報告(共有物の使用・管理・変更・分割に関する規定の改正) | |
第5回 | 第4班第1回目報告(所有者不明土地・建物の管理) | |
第6回 | 第5班第1回目報告(管理不全土地・建物管理制度) | |
第7回 | 第6班第1回目報告(相続財産の管理及び清算に関する規律) | |
第8回 | 特別企画 | |
第9回 | 第1班第2回目報告(相続登記を促進するための法改正) | |
第10回 | 第2班第2回目報告(登記名義人の探索・特定を容易にするための法改正) | |
第11回 | 第3班第2回目報告(登記義務者の所在不明の場合における権利登記の抹消) | |
第12回 | 第4班第2回目報告(不動産登記情報の公開基準の合理化) | |
第13回 | 第5班第2回目報告(土地所有権の国庫への帰属の承認等に関する制度の創設) | |
第14回 | 第6班第2回目報告(令和3年物権法・不動産登記法改正等の意義と課題) | |
第15回 | 小括 |
授業外学習の課題 | ・〔報告班〕は指導を受けながら、レジュメを作成します。事前に用意された質問について調べて、ゼミ当日質問に答えます。 ・〔質問班〕は事前に配った〔報告班〕のレジュメを読んで、参考文献を利用しながら自分なりの質問を用意します。 ・毎回の授業につき、約3時間の授業外学習が必要です。 |
履修上の注意事項 | ・対面授業を実施します。 ・理由なく休まないこと、レジュメ・報告をきちんとすること、積極的に発言することを期待しています。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 報告レジュメの内容70%、受講態度30%で評価します。 |
テキスト | 松尾弘『物権法改正を読む』(慶應義塾大学出版会、2021年) |
参考文献 | 別途指示します。 |
主な関連科目 | 民法総則、物権法、担保法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は基本的にその場で受けて、その場で解答・対応します。それ以外の時間を希望する場合は、メールでご連絡ください。個別に調整します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | - | 2016~2016 | 3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA20805 | 2017~2017 | 3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA30803 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA30803 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |