授業コード | 30028612 | 単位数 | 2 |
科目名 | 基礎演習 | クラス | 12 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 譚 天陽 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 知的財産法の基礎演習Ⅰ |
学修の概要 | 我々の生活の中に、著作物、発明、商標等が存在し、それが知的財産法の保護客体として位置づけられています。そうしたものを保護したり、利用したりすることが知的財産法の課題とされています。本ゼミナールは、知的財産法の保護範囲を中心に検討し、知的財産法とは何か、より理解を深めることを目指します。 本ゼミナールは、知的財産法の基礎知識を習得するために、文献輪読を中心に進めます。前期では、著作権法を中心に取り上げ、後期では、特許法、商標法、意匠法などを取り上げる予定です。 |
学修の到達目標 | 本ゼミナールは、知的財産法の講義で学んだ内容を念頭に、知的財産法上の基礎概念、重要条文の解釈、重要判例を整理し、理解を深めることを目的とします。報告内容は、高度な内容を要しませんが、文献の内容を正確に理解し、問題点を把握することが目標です。 |
授業計画 | 第1回 | 著作物の要件 |
第2回 | 著作物の分類 | |
第3回 | 著作者の認定 | |
第4回 | 著作物への依拠と類似性 | |
第5回 | 著作者人格権(一) | |
第6回 | 著作者人格権(二) | |
第7回 | 著作権(一):複製権等 | |
第8回 | 著作権(二):頒布権等 | |
第9回 | 権利制限規定(一):私的複製等 | |
第10回 | 権利制限規定(二):引用等 | |
第11回 | 著作物の利用と保護期間 | |
第12回 | 著作物の利用主体 | |
第13回 | 選択課題(一):AIと著作権 | |
第14回 | 選択課題(二):著作物の類似性 | |
第15回 | 選択課題(三):裁定制度 |
授業外学習の課題 | 各回指定教科書ないし文献の事前予習(2時間程度)と報告資料の事後復習(2時間程度) |
履修上の注意事項 | ①第一回目のゼミは、報告の順番と輪読する文献を決定するため、必ず出席してください。やむを得ない欠席が生じる場合は、必ず事前に連絡してください。 ②ゼミ参加者には、知的財産法の基礎知識を習得してもらうために、特殊講義B(知的財産法Ⅰ)の履修登録をおすすめしますが、これは本ゼミナール履修の必須条件ではありません。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 出席を前提としたゼミへの貢献度(60%)、報告(40%) ①欠席:事前に連絡して合理的な理由を説明した場合のみ減点としません。 ②報告:報告レジュメの完成度と報告内容の充実度という二つの側面から評価します ③貢献:他の報告者の報告内容に対して、ゼミで質問し、または報告者に対してアドバイス等を行った場合に加点します。 |
テキスト | 島並良=上野達弘=横山久芳 『著作権法入門』(有斐閣、第3版、2021) |
参考文献 | 中山信弘 『著作権法』(有斐閣、第4版、2023) 茶園成樹 『著作権法』(有斐閣、第3版、2021) |
主な関連科目 | 特殊講義B(知的財産法Ⅰ)、特殊講義B(知的財産法Ⅱ) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の後及びメールでは随時受け付けるほか、水曜日のオフィスアワー(14時-17時)でも受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | FLLA20801 | 2018~2022 | 2 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA20801 | 2023~2023 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |