授業コード 30028610 単位数 2
科目名 基礎演習 クラス 10
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 森 啓悟 配当年次 *下表参考

授業の題目 基礎演習 会社法の基礎
学修の概要 この授業では、会社法の基礎を学習するとともに、今後、ゼミナールで学習する上での準備をしていきます。
これから会社法を学ぶ人を対象としているため、まずは、皆さんで会社法の教科書や条文を輪読するとともに、教員が簡単に解説をして、会社法の基礎を学習していきます。具体的には、株式会社の機関(株主総会、取締役、取締役会、監査役など)、役員の義務と責任について扱います。
基本的な内容を学習した後は、学習内容に関連する判例について、報告班に報告してもらいます。その後、皆さんでグループディスカッションをしてもらい、グループごとに意見を発表してもらいます。
学修の到達目標 会社法の規制の内容や趣旨を理解するとともに、株式会社の実際の運営において、会社法上、どのような問題が生じ、それがどのように解決されるべきかについて、考えられるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 会社法の全体像
第3回 株式会社の機関設計
第4回 株主総会の権限と招集、株主提案権
第5回 株主の議決権、株主総会の議事と決議
第6回 株主総会決議の瑕疵
第7回 株主総会に関する判例の報告と検討(A班)
第8回 株主総会に関する判例の報告と検討(B班)
第9回 取締役と取締役会の職務、取締役会の運営、代表取締役の業務執行
第10回 取締役の善管注意義務と経営判断原則
第11回 取締役の義務に関する判例の報告と検討(C班)
第12回 競業と利益相反取引
第13回 取締役の義務に関する判例の報告と検討(D班)
第14回 株主代表訴訟、取締役の報酬
第15回 監査役と監査役会、会計監査人
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):次回の授業で扱うテーマについてテキストの該当箇所を読んでおいてください。また、報告班は報告テーマについて調べて、報告資料を作成してください。
事後学修(2時間程度):テキストを読んで復習してください。
履修上の注意事項 テキストと六法を持参してください。
報告班は報告資料を作成して、教員とゼミ生に配布してください。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
報告時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 受講態度70%、報告内容30%で評価します。
テキスト 中東正文=白井正和=北川徹=福島洋尚『会社法』有斐閣ストゥディア〔第2版〕(有斐閣、2021年)
参考文献 伊藤靖史=大杉謙一=田中亘=松井秀征『会社法』[第5版](有斐閣、2021年)
別冊ジュリスト『会社法判例百選』〔第4版〕(有斐閣、2021年)
主な関連科目 会社法、企業取引法、有価証券法、民法総則
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
各回の授業終了後に質問と相談を受け付けます。また、メールでも受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(演習) FLLA20801 2018~2022 2 - - - - -
法学部法律学科(演習) FLLA20801 2023~2023 2