| 授業コード | 30026300 | クラス | |
| 科目名 | 西洋法制史 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 前田 星 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 西洋法制史概論 |
| 授業の概要 | 法学部で学ぶ「法」とは主として現行日本の法を指すが、法は時代背景の中で形成される構築物である。この講義では、法がどのような過程を経て形成されてきたのかを、近代法のルーツのひとつである西洋の法に注目しながら、古代ローマから近代法の誕生までを概観する。 |
| 学習の到達目標 | ①西洋古代から近世までの各時代における法や裁判の特徴を説明できる。 ②各時代の法と国制との関係を説明できる。 |
| 授業計画 | 第１回 | イントロダクション 【法制史／法典論争／サヴィニー】 |
| 第２回 | 古代① 古代地中海世界の歴史【古代ギリシャ／ローマ帝国／キリスト教】 | |
| 第３回 | 古代② 古代ギリシャとローマの国制 【民主主義／共和政／混合政体】 | |
| 第４回 | 古代③ ローマ帝国と法・法学 【元首政／専制君主制／ローマ法】 | |
| 第５回 | 中世① 中世西欧の歴史 【フランク王国／神聖ローマ帝国／フランス王国】 | |
| 第６回 | 中世② フランク王国とローマの遺産 【メロヴィング朝／カロリング帝国／封建社会】 | |
| 第７回 | 中世③ カトリック教会の展開と影響 【叙任権闘争／教皇君主制／教皇権の衰退】 | |
| 第８回 | 中世④ フェーデと平和 【フェーデ／神の平和運動／ラント平和令】 | |
| 第９回 | 中世⑤ ローマ法の「再発見」と大学 【大学／註釈学派／註解学派】 | |
| 第１０回 | 近世① 近世前後の歴史 【宗教改革／三十年戦争／フランス革命】 | |
| 第１１回 | 近世② 神聖ローマ帝国と領邦 【帝国議会／領邦君主／社会的紀律化】 | |
| 第１２回 | 近世③ 百年戦争から絶対王政へ 【百年戦争／旧体制／絶対主義】 | |
| 第１３回 | 近世④ 近世刑事法とその特徴 【法生活の学問化／カロリナ刑事法典／法定証拠主義】 | |
| 第１４回 | 近世⑤ 啓蒙主義と法典編纂 【啓蒙主義／バイエルン刑事法典／プロイセン一般ラント法】 | |
| 第１５回 | 近代 フランス革命とコード･シヴィル 【フランス革命／ナポレオン／フランス民法典】 |
| 授業外学習の課題 | 予習としてテキストの該当部分を読んでくること(目安30分程度)。 復習として各自でノートをまとめておくこと(目安1時間程度)。 |
| 履修上の注意事項 | ・レジュメ等についてはmoodle上にアップロードする。履修生は、そこでレジュメ等をダウンロードすること。 ・なお、ミニッツペーパーについてのフィードバックは主として授業中に行う。 ・ミニッツペーパー等の課題が出された際に公認欠席となる場合、代替措置で対応する。 |
| 成績評価の方法・基準 | テスト60%、ミニッツペーパー(四回分)40%を目安に評価する。 |
| テキスト | 勝田有恒／森征一／山内進編著『概説西洋法制史』ミネルヴァ書房、2004年 |
| 参考文献 | 服部良久他『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房 |
| 主な関連科目 | なし |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問や相談がある場合は、基本的に授業後に対応する。Moodle、メールでも受け付ける。また、オフィスアワーに研究室に来ても良いが、必ずメールでアポイントメントを取ること。 オフィスアワーは、水曜13時～17時。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 法学部法律学科（基礎法） | － | 2016～2016 | 2･3･4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科（基礎法） | FLLA20205 | 2017～2017 | 2･3･4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科（基礎法） | FLLA20204 | 2018～2022 | 2･3･4 | - | - | - | - | - |
| 法学部法律学科（基礎法） | FLLA20204 | 2023～2023 | 2･3･4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
| 法学部法律学科（基本科目） | 31200 | 2024～2024 | 2･3･4 | ○ | ○ | ○ | - | - |