授業コード | 26000200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 英文法 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 石田 崇 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 英文法(The Study of English Grammar) |
学修の概要 | 英語を学習したり、英語によるコミュニケーションを行う際に、英文法の知識は本当にいらないのでしょうか。簡単な日常会話であればそこまで深い知識はいらないかもしれませんが、少しまとまった英文を書いたり、複雑な構文や微妙な意味の違いを読み取ろうとしたときに、頼りになるのはやはり英文法です。例えば、握手をする場面で、相手に"You are sweating!"と言われて、"Yeah, I sweat."という返答は一体どういうことを伝えようとしているのでしょうか。この授業では、豊富な事例を観察しながら、「英語の決まり事」=「英文法」を多角的に捉えることを目的とします。 |
学修の到達目標 | ①英文法を体系的に捉えることができる。 ②英文法を英語学の観点から考察できる。 ③英文法を、日本語と比較しながら考察できる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(授業の進め方についての説明) 英語の音声・音韻について学ぶ。 |
第2回 | 語形成 英語の語形成規則を学び、形態論の知識をつける。 |
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第3回 | 文型と文の基本構造 英語の文型・文構造を体系的に学ぶ。 |
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第4回 | 相と時制 英語における相と時制の関係を学ぶ。 |
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第5回 | 助動詞 英語の助動詞の種類と意味を体系的に学ぶ。 |
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第6回 | 準動詞 英語の動詞および準動詞を体系的に学ぶ。 |
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第7回 | 形容詞と副詞 英語の修飾表現を学ぶ。 |
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第8回 | 冠詞・指示詞・数量表現(オンデマンド) 英語におけるさまざまな表現を具体的なデータを基に学ぶ。 |
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第9回 | 代名詞と照応 照応の種類と代名詞の役割を学ぶ。 |
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第10回 | 前置詞と不変化詞 英語の不変化詞とその種類を学ぶ。 |
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第11回 | 複文構造と接続詞 複雑な構造を学び、接続詞の重要な機能を知る。 |
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第12回 | 構文①受動文など 英語における構文交替を知る。 |
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第13回 | 構文②分裂文など(オンデマンド) 英語における他の構文を知る。 |
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第14回 | 否定と数量詞 英語の否定と数量詞の関係を知る。 |
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第15回 | 前期の振り返りと期末試験について |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):学修には、英和辞典だけではなく英英辞典も積極的に利用すること(Oxford Learner's DictionaryやCollins Online Dictionaryなど)。 事後学修(2時間程度):その日の講義内容について十分に復習をすること。 |
履修上の注意事項 | ※ブレンド型授業を実施します(Moodleを使用。オンデマンド回について変更する場合は、事前にアナウンスします)。 ※公認欠席も含め、いかなる理由であれ、欠席は4回までとする。欠席時の資料は、後日moodle上に掲載する。 |
成績評価の方法・基準 | 平常点(20%)および期末試験(80%)を目安に総合的に評価する。 |
テキスト | 加賀信広・大橋一人(編)(2017)『授業力アップのための一歩進んだ英文法』開拓社, 東京. ISBN:978-4-7589-1352-2 |
参考文献 | 八木克正監修(2022)『文法活用の大学英語演習』開拓社, 東京. 安井稔・安井泉(2022)『英文法総覧 大改訂新版』開拓社, 東京. 野村益寛 (2020) 『英文法の考え方ー英語学習者のための認知英文法講義ー』開拓社, 東京. 他の文献については授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 英語研究I |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・質問・相談等は授業の前後に対応します(他の可能な対応については初回授業時に説明します)。 ・期末試験のフィードバックは、希望者に対して個別に行います。希望者は、事前にメールでアポイントメントをとってください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部英語英文学科(英語学・英語教育学) | 22300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |