授業コード | 25000101 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教育学入門 | クラス | 01 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 木村 和美 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 教育学の概観と学びの見通し |
学修の概要 | 教育学とは、ある社会・文化における人間の生成・発達と学習の過程に意図的に働きかける教育という営みを対象とする多様な学問領域の総称です。教育学が対象とする教育という営みは、人間に対して行われ、形づくられてきた教育行動、教育活動、教育制度のすべてを含みます。そのため、教育学を学ぶ学生には、多様な視点やアプローチによって教育について考察し、教育のありうる姿を構想・具体化する力を身につけることが必要です。 この授業では、主に教育学という学問、そして教育学が対象とする人間について概観し、その理解を深めます。 |
学修の到達目標 | ➀教育学の分野・領域、関連学問について概略的に説明できる ➁教育学科での学びの見通しを持つことができる ➂教育に関わる職業について知り、自身のキャリア形成のための視点を説明できる |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:学修の見通しとキャリア 大学における学修、将来のイメージを持つ |
第2回 | 教育学の概観:教育学の領域と関連分野 教育学を概観し、教育学の領域や関連分野について概略的に説明する |
|
第3回 | 教育学を知る1:教育哲学 教育哲学について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第4回 | 教育学を知る2:教育社会学 教育社会学について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第5回 | 教育学を知る3:教育方法学 教育方法学について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第6回 | 教育学を知る4:教育制度・政策論(学校教育学を含む) 教育制度・政策論について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第7回 | 教育学を知る5:教科教育学1(中等教科教育) 教科教育学(中等社会科)について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第8回 | 教育学を知る6:教科教育学2(初等教科教育) 教科教育学(初等)について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第9回 | 教育学を知る7:社会教育学・生涯学習論 社会教育学・生涯学習論について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第10回 | 教育学を知る8:保育学・幼児教育学 保育学・幼児教育学について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第11回 | 教育学を知る9:障害児教育・特別支援教育 障害児教育・特別支援教育について理解を深め、どのような研究分野か、どのような研究課題があるかを説明できる |
|
第12回 | 文献検索の方法 自身の興味のある分野・領域の文献を収集するための方法を理解し、実践できる |
|
第13回 | 研究レポートの方法 研究レポートの書き方を知り、説明・活用することができる |
|
第14回 | 社会と教育学の関わり 社会において教育学的な視点や教育学の研究成果がどのように活用されているかを知り、説明できる |
|
第15回 | 振り返りと今後の学修の見通し 授業を通した自身の学びと課題を説明し、今後の学修の見通しを立てることができる |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):テキストの関連する部分を読み、内容を説明できるようにしたうえで、疑問や自分の考えが述べられるようにしておくこと。 事後学修(2時間程度):各回の授業内容に基づき、授業の内容や授業内での学びをまとめておくこと。 |
履修上の注意事項 | *授業全体を通して、積極的な授業参加などの受講態度が重視されます。 <公認欠席について> 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 全体の取り組み(40点)、第13回課題(30点)、第15回課題(30点)で評価します。 課題提出の方法や締め切りについて教員の指示と異なる場合、減点対象となる場合があります。 課題について希望者には個別に担当教員がフィードバックを行います。 |
テキスト | 木村惠子・谷口直隆・宮崎康子 編(2022)『教育学のグラデーション』ナカニシヤ出版 |
参考文献 | 田中智志(2003)『教育学がわかる事典』、日本実業出版社 |
主な関連科目 | 教育学基礎演習Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.質問・相談は、基本的にメールもしくは授業終了後に受け付けます。 2.各クラスの担当教員に随時、質問・相談をしてください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科(演習科目群) | 23400 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | ○ |