授業コード 24017000 単位数 2
科目名 社会構想と公共政策 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 高崎 義幸 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 公共政策論-公共性の現代的位相-
学修の概要  現代社会における複雑な諸相の中で、公共性はさまざまな形態や意味を帯びて現れている。
 国家の見地から主張される(国家的)「公共性」と、市民の普通の利益として要求される(市民的)「公共性」とが対立する場面、さらに前者、後者のそれぞれの中で異なった「公共性」が成り立つ場面などもある。
この講義では公共性の一般的な内容の提示と問題状況の認識に立って、環境問題と公共性、情報関係と公共性及び文化と公共性など公共性が論議される諸局面を取り上げ、実践の場に立って具体的に講義を行う。
【実務経験内容】
安井正和:広島テレビ株式会社 コンプライアンス推進室長を経て、現在は関連会社である株式会社 Attract One代表取締役
八木秀章:広島電鉄駅前プロジェクト推進部課長。数多くの都市計画(広島駅再開発、宮島口再開発ほか)に携わっている。
小田政治:JA広島中央会常務理事として食料・農業振興に携わった。
学修の到達目標 現代社会における公共性の意味や価値を理解し説明できるようになる。公共政策の理論的枠組を理解した上で、公共性が議論される現場の実態と課題を把握し、課題解決に向けた提言ができるようになる。
授業計画 第1回 ・オリエンテーション:授業概要、注意事項、成績評価
・公共政策とは何か/高崎 義幸(星城大学)
第2回 ・市民生活と公共政策/高崎 義幸(星城大学)
 政府の失敗、市場の失敗、新しい公共
第3回 ・公共政策の主体/高崎 義幸(星城大学)
 公共政策の担い手、各府省庁の役割の調査
第4回 ・公共政策の主体/高崎 義幸(星城大学)
 各府省庁の役割について発表・相互評価(アクティブラーニング)
第5回 ・公共と放送~高度情報化社会と地上デジタル放送
安井 正和(広島テレビ放送株式会社)
第6回 ・公共と放送~ビジネスとしての放送 現状と課題
安井 正和(広島テレビ放送株式会社)
第7回 ・公共と放送~映像ジャーナリズムの役割と課題
安井 正和(広島テレビ放送株式会社)
第8回 ・公共と放送~地上デジタル放送の新たな試み
安井 正和(広島テレビ放送株式会社)
第9回 都市といわゆる公共交通-戦前戦後・モータリゼーションの進展-
八木 秀章(広島電鉄株式会社)
第10回 路面電車と街づくり~軌道系公共交通機関を中心にした広島の交通計画の推移
八木 秀章(広島電鉄株式会社)
第11回 路面電車と街づくり~路面電車からLRTシステムへ:熊本県、富山県等の路面電車を活かしたまちづくりの事例
八木 秀章(広島電鉄株式会社)
第12回 路面電車と街づくり~路面電車からLRTシステムへ:フランス、ドイツ、アメリカ等の路面電車を活かした市街地の姿
八木 秀章(広島電鉄株式会社)
第13回 農の価値:多面的機能、グリーンツーリズム
小田 政治(元広島中央農業協同組合 代表理事常務)
第14回 食料・農業・農村基本法:世界の食糧事情、日本の食糧事情
小田 政治(元広島中央農業協同組合 代表理事常務)
第15回 地産地消と食料基本法:地産地消条例、JAと直売所:小田 政治(元広島中央農業協同組合 代表理事常務)
授業外学習の課題 2時間程度の事前学習:各テーマに関する新聞、雑誌記事を読み、まとめる。
2時間程度の事後学修:各講師によって指示された課題を読んで臨むこと
履修上の注意事項 【対面で実施】
複数の担当者による講義のため、欠席は厳禁である。
授業全体の参加状況、課題提出を重視する。

公認欠席は、出席として扱わないが、以下の対応を行う。
・単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の資料は後日配付します。
・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 授業中に課される課題(50%)、期末試験(50%)の合計100点満点で評価する。
講義における積極的な参加が望まれる。
テキスト その都度用意する。
参考文献 必要な際は、各講師によって適宜示される。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後その都度対応する。
メールで質問・相談を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部社会学科(社会構想に関する科目) 2024~2024 1・2・3・4 - - -