授業コード | 24002600 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会調査概論 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 伊藤 泰郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会調査の基礎を学ぶ |
学修の概要 | これまで行われてきた様々な社会調査についておさえるとともに、社会調査の目的や方法について、データの収集から分析に至る一連のプロセスも含めて学ぶ。また、調査倫理や社会調査が直面する現代的課題についても考える。 |
学修の到達目標 | ・社会調査の目的と意義を理解する。 ・量的調査・質的調査の基本を習得する。 ・社会調査の歴史や実例について知り、効果的な調査を構想できるようになる。 ・調査を実施する上で不可欠な調査倫理について理解する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス・社会調査とは何か この科目全体の学習の流れを理解するとともに、社会調査の大まかなイメージをつかむ。 |
第2回 | 社会調査の目的・意義と方法 社会調査には様々な方法やそれぞれに特性があることを把握する。 |
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第3回 | 社会調査史(1):社会調査のはじまりと問題意識 初期の社会調査が目指したものとその成果について理解する。 |
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第4回 | 社会調査史(2):社会調査の展開と調査法の確立 量的調査の確立とその発展について理解する。 |
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第5回 | 社会調査史(3):日本における社会調査のあゆみ 第3回と第4回の授業も踏まえた上で、日本における社会調査の歴史について理解する。 |
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第6回 | 国勢調査と官庁統計 日本における統計調査に関して基礎知識を得るとともに、簡単な活用方法を理解する。 |
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第7回 | 量的調査の基礎 量的調査に関する基本的な知識を得るとともに、大まかなイメージをつかむ。 |
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第8回 | 質的調査の基礎 質的調査に関する基本的な知識を得るとともに、大まかなイメージをつかむ。 |
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第9回 | 実例から学ぶ社会調査(1):家族 家族に関する代表的な調査についてその方法と成果を理解する。 |
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第10回 | 実例から学ぶ社会調査(2):教育 教育に関する代表的な調査についてその方法と成果を理解する。 |
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第11回 | 実例から学ぶ社会調査(3):格差 格差に関する代表的な調査についてその方法と成果を理解する。 |
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第12回 | 実例から学ぶ社会調査(4):人間関係 人間関係に関する代表的な調査についてその方法と成果を理解する。 |
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第13回 | 実例から学ぶ社会調査(5):ジェンダー ジェンダーに関する代表的な調査についてその方法と成果を理解する。 |
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第14回 | 実例から学ぶ社会調査(6):マイノリティ マイノリティに関する代表的な調査についてその方法と成果を理解する。 |
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第15回 | 社会調査の倫理 調査倫理の必要性と重要なポイントを理解する。 |
授業外学習の課題 | 授業の復習をした上で次回の授業にのぞむこと。また、授業外の課題として指示したものは期限までに必ず提出すること。 |
履修上の注意事項 | ・公認欠席は出席にはならない。 ・一定の出席を満たさなければ単位修得はできない。 ・公認欠席時の資料は後日配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 学期末のレポート;50%、授業で毎回行う小レポート:50% |
テキスト | 使用しない。授業において参考文献やその中での該当箇所を適宜指示する。 |
参考文献 | 森岡清志編『ガイドブック社会調査 (第2版)』日本評論社(2007) 原純輔『社会調査―しくみと考えかた』左右社(2016) 大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編『新・社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房(2013) 玉野和志『実践社会調査入門』世界思想社(2008) 岸政彦・石岡丈昇・丸山里美『質的社会調査の方法』有斐閣(2016) |
主な関連科目 | 社会調査方法論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中や授業後に受け付けます。メールでも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(社会調査関連科目) | 24200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |