授業コード | 24002500 | 単位数 | 2 |
科目名 | マスメディア論Ⅱ | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 竹原 進一 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | デジタル時代のメディア |
学修の概要 | インターネットが登場し約30年。新聞やテレビ、ラジオ、出版といった「マスメディア4媒体」のあり方やビジネスモデルを揺るがすだけでなく、国際紛争や政治、経済、暮らし、エンターテインメントなどあらゆる局面に影響を及ぼしています。 マスメディア論Iでは、メディアの源流を太古までさかのぼり、文字の発明、人間の知覚の拡張、産業革命と資本主義社会、戦争との関係など歴史を振り返りながら新聞、テレビ、ラジオを中心に「メディアとは何か」を考えました。 マスメディア論IIでは、インターネットが社会のインフラとなったデジタル時代を前提に、巨大プラットフォーム(GAFA)やSNSの功罪、データ駆動社会、メタバース、チャットGPTなどを考察しながら「情報の本質」を捉えるリテラシーを養います。。 地元の中国新聞社で37年余、編集記者を中心にインターネットメディア開発やCATV局、FMラジオ局、広告企画など幅広く担当しました。その経験を生かし大きく変化しているメディアについて多角的な視点から考察を深めたいと考えています。 ※最新の情報を盛り込むため授業の内容を変更する場合があります。 |
学修の到達目標 | デジタル化で激変するメディアの特性を知り、メディアリテラシーを身に着ける |
授業計画 | 第1回 | ①デジタル時代のメディアーオリエンテーション |
第2回 | ②つながる個人、つながる世界 | |
第3回 | ③プラットフォーマー支配「GAFA」ーGoogle | |
第4回 | ④GAFAの世界ーAmazon | |
第5回 | ⑤GAFAの世界ーFacebook | |
第6回 | ⑥GAFAの世界ーApple | |
第7回 | ⑦GAFA以後のメディア | |
第8回 | ⑧映像の時代ーYoutube | |
第9回 | ⑨映像ビジネス群雄割拠 | |
第10回 | ⑩WEB3.0とメタバース | |
第11回 | ⑪フェイクニュースとたたかう | |
第12回 | ⑫情報汚染とネットの闇 | |
第13回 | ⑬デジタルプライバシーー個人情報 | |
第14回 | ⑭データ階層社会とメディア | |
第15回 | ⑮チャットGPT(生成系AI)ーメディアの将来像 |
授業外学習の課題 | 2時間程度の事前学習:指定された課題を読んで臨むこと 2時間程度の事後学習:指定された課題への取り組み |
履修上の注意事項 | ・講義は原則、対面方式 ・moodleに講義のサマリーを掲示しますので、プリントアウトして講義に持参してください ・デジタル以前のメディアを扱ったマスメディア論Iに続いて、後期の「マスメディア論Ⅱ」ではデジタル後のメディアをテーマにします。 通年でメディア全体を見渡せるように講義を設計していますので、前期も併せての受講が望ましい ※公認欠席は、出席として扱わない |
成績評価の方法・基準 | ・100点満点で期末試験70点、出席30点(講義ごと提出のリアクションペーパーを含む)を目安に総合的に評価する |
テキスト | 講義内に提示します |
参考文献 | 「the four GAFA」(スコット・ギャロウェイ著、東洋経済) 「生成AIで世界はこう変わる」(今井翔太著、SB新書) 「その『つぶやき』は犯罪です」(鳥飼重和監修、新潮選書)、「SNS暴力」(毎日新聞社) |
主な関連科目 | マスメディア論Ⅰ、メディア論特殊演習、ジャーナリズム論特殊演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義中、講義後またはmoodleからのメールで対応します |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(社会構想に関する科目) | 24200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |