授業コード | 24002300 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会学特殊講義(社会環境論) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 吉田 舞 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会学特殊講義(社会環境論) |
学修の概要 | 本授業では、特に近隣のアジア諸国と日本国内で起きている環境にかかわる問題を取り上げ、現地で暮らしている人々の視点から紹介する。 同時に、これらの問題をグローバルな観点から学ぶことで、その背景にある社会構造についても考察する。これらを通して、世界で起きている様々な事象を、日本で暮らす自分たちの<地続き>の問題として捉えることを目指す。後半は、日本の環境問題の事例から、私たち自身が持続可能な社会生活を続けるための「ものの捉え方」について議論する。 |
学修の到達目標 | 環境問題と現代社会の関わりについて、その複雑性を理解することができる。 現在起きている社会的課題について、多角的な視点から考察する方法を取得できる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:「社会環境論」の授業内容とねらい:簡単な環境意識度チェック【環境意識】 |
第2回 | 世界の都市環境①気候変動とClimate Justice | |
第3回 | 世界の都市環境②フィリピンの都市環境 | |
第4回 | 世界の都市環境③経済成長と環境汚染:デカップリングのジレンマ | |
第5回 | 環境問題とファッション①ファストファッションと製造業 | |
第6回 | 環境問題とファッション②映画「トゥルーコスト」鑑賞 | |
第7回 | 環境問題とファッション③映画「トゥルーコスト」についての議論 | |
第8回 | 都市環境とジェンダー① 防災と避難所における課題 | |
第9回 | 都市環境とジェンダー② 都市は誰のもの?「フェミニスト・シティ」より | |
第10回 | 環境と公害①カネミ油症と森永ミルク【食品公害】 | |
第11回 | 環境と公害②迷惑施設とNIMBY【環境正義と公害】 | |
第12回 | 環境と公害③エコツーリズムとオーバーツーリズム【観光公害】 | |
第13回 | 環境問題と食①食品廃棄物とフードセキュリティ | |
第14回 | 環境問題と食②食料品アクセス(food desert問題) | |
第15回 | 新聞ワークショップ:国内外の環境問題についてまとめ |
授業外学習の課題 | 事前学習(1時間程度):各種メディアを通じて提供される国内外の時事問題に関する情報に関⼼を向け、その概要を把握すること。 事後学習(1時間程度):講義中に分からなかった用語については、次回までに各自で調べること。 1次回以降の講義内容に関する準備を時間外で課すこともある。 |
履修上の注意事項 | ・紙のレジュメやワークシートは基本的に配布しません。すべての資料はMoodleに掲載します。 ・期末試験時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 ・公認欠席は、出席として扱いません。 ・履修人数にもよりますが、グループワークやディスカッションを予定していますので、受講者の積極的な参加を期待します。 ・他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は、成績を不可とする場合があります。 ・私語・内職厳禁 |
成績評価の方法・基準 | ワークシート/課題 50点、期末試験(筆記)50点、合計100点で評価する |
テキスト | 特に使用しない。ただし、授業中に資料を配布する場合がある。 |
参考文献 | 長田華子『990円のジーンズがつくられるのはなぜ?』2016,合同出版. レスリー・カーン『フェミニスト・シティ』東辻賢治郎訳,2022, 晶文社. メディア資料:『The true cost~ファストファッション・真の代償』(DVD) |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
毎講義終了後、対面またはコメントシートにて質問を受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(社会の諸領域に関する科目) | 24200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |