授業コード | 24000302 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会学研究入門Ⅱ | クラス | 02 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 仁井田 典子 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会学への招待 Introduction to Sociology |
学修の概要 | この授業は、社会学科初年次生向けの社会学における基礎的な知識やスキルを修得する科目です。社会学研究入門Ⅰでは、社会学に関する基礎的な知識やスキルを一定程度修得しているという前提で、社会学研究入門Ⅱでは、2年次から開始される専門演習科目の履修に向けての準備を行います。社会学の専門分野の知見に即した形で、レジュメの作成方法、プレゼンテーションとディスカッションの方法、基礎的な分析方法などを身につけることを目的とします。また、この科目は、2年次から開始される専門演習科目への橋渡し、つまりブリッジ科目としても位置づけられています。 この授業は3名の社会学科教員が、5回ずつ授業を行い、それぞれの教員の専門領域や研究分析方法にしたがって授業を展開していきます。 |
学修の到達目標 | 1.社会学を学ぶための基礎的な知識やスキルを身につけることができる 2.基本的なスキルを身につけることにより、社会学のレジュメを作成できるようになり、プレゼンテーションやディスカッションを行うことができるようになる |
授業計画 | 第1回 | 社会学的な問いを立てる 日常生活から問いを発見する 実例をもとに、日常生活から漠然とした問いをみつける方法を得る(担当:仁井田) |
第2回 | 立てた問いを解いてみる① 新聞記事のドキュメント分析を使った場合の問いの実例 実例をもとに、ドキュメント分析ではどのような問いを明らかにすることができるのかについて理解することができる(担当:仁井田) |
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第3回 | 立てた問いを解いてみる② ある集まりにおける参与観察の結果を使った場合の問いの実例 実例をもとに、参与観察ではどのような問いを明らかにすることができるのかについて理解することができる(担当:仁井田) |
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第4回 | 立てた問いを解いてみる③ インタビュー調査の結果を使った場合の問いの実例 問いの実例をもとに、インタビュー調査ではどのような問いを明らかにすることができるのかについて理解することができる(担当:仁井田) |
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第5回 | 問いを見直す 問いは何度も変えてよい? 質的調査を行なう場合には、一度立てた問いを繰り返し見直すことの必要性を認識できる(担当:仁井田) |
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第6回 | 表象分析とは何か 表象分析の知識を修得し、その意味を考える (担当:河口) |
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第7回 | 分析方法1 形式分析 表象分析の方法のなかで形式分析とは何かを学ぶ(担当:河口) |
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第8回 | 分析方法2 文化的分析 表象分析の方法のなかで文化的分析とは何かを学ぶ(担当:河口) |
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第9回 | 分析方法3 歴史的分析 表象分析の方法のなかで歴史的分析とは何かを学ぶ(担当:河口) |
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第10回 | 表象分析の実践 実際に表象分析を実践し、その結果を文章にまとめる(担当:河口) |
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第11回 | 日本社会の「国際化」(1) 国籍・地域から見た外国人 在留外国人に関する基礎的な知識を得る。(担当:伊藤) |
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第12回 | 日本社会の「国際化」(2) 外国人労働者 外国人労働者問題を考える上で必要な論点を習得する。(担当:伊藤) |
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第13回 | 日本社会の「国際化」(3) 在日コリアン 在日コリアンの歴史や現状を考える上で必要な基礎知識を得る。(担当:伊藤) |
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第14回 | 日本社会の「国際化」(4) 中国帰国者 中国帰国者の歴史や現状を考える上で必要な基礎知識を得る。(担当:伊藤) |
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第15回 | 日本社会の「国際化」(5) 日本の先住民族 日本の先住民族の歴史や現状を考える上で必要な基礎知識を得る。(担当:伊藤) |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義テーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと 事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること 講義のなかで読むことを求められた文献は必ず事前に読んで理解するようにしてください。また、授業に関連した小レポートなどを課すことがありますので、準備を怠らないようにしてください。 |
履修上の注意事項 | (1)受講生は、指示された課題などを読んだ上で、各講義を受講後、指示された日時までに課題レポートを毎回Moodleに書き込まなければならない。 (2)公認欠席は出席にはならない。一定の出席を満たなければ単位修得はできない。公認欠席時の資料は後日Moodleで配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の課題レポートを点数化し、100点満点で評価する。 |
テキスト | 授業の中で、適宜指示します。 |
参考文献 | 授業の中で、適宜指示します。 |
主な関連科目 | 社会学研究入門Ⅰ、社会学概論、社会学方法論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中あるいは授業後に質問を受け付けます。また、オフィスアワーには研究室に質問・相談にきていただいてもかまいません。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(理論・方法に関する科目) | 24200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |