授業コード 24000202 単位数 2
科目名 社会学研究入門Ⅰ クラス 02
履修期 前期授業 カリキュラム ＊下表参考
担当者 仁井田　典子　他 配当年次 ＊下表参考
授業の題目 社会学への招待
学修の概要 学科のポリシーに掲げる能力の基礎、社会学における基礎的な知識やスキルを教授する授業です。
すなわち、社会学に関する文献に留まらず、あらゆる情報を収集し、十全に理解する力。
収集・理解した情報に基づき、自身の考えを思考する力、実際にどのように評価・行動するかを判断する力。
さらに、自身の考えを主張と論拠に基づき、明確に表現する力の涵養。これらに関わる方法の修得を目指します。
本科目は、社会学に関する基礎的な知識やスキルを、社会学研究入門IIひいては卒業研究・卒業研究に結びつける一連の科目群の最初に位置づけられます。
学修の到達目標 社会学の基礎知識と基礎的なスキルを身につける
授業計画 第１回 社会学的な問いを立てるために①　個人的なことは社会的なこと？（担当：仁井田典子）
ハラスメントを事例として、個人的なことが社会的なことに結びついていることを理解できる
第２回 社会学的な問いを立てるために②　社会が勝手にルールを決める？（担当：仁井田典子）
いかに社会的なルールに規定されているのかについて認識する
第３回 社会学的な問いを立てるために③　異議を申し立てる（担当：仁井田典子）
異議を申し立てるとはどのようなことなのか、「文句」と「批判」の違いについて理解することができる
第４回 社会学的な問いを立てるために④　異議申し立ての宛先は誰か？（担当：仁井田典子）
異議を申し立てる際には、必ずその相手を想定する必要があることを認
第５回 社会学的な問いを立てるために⑤　対話が新たなアイデアを生み出す（担当：仁井田典子）
対話とはどのようなものであり、それが大学での学びに不可欠であることを認識できる
第６回 学歴と格差について考える（1）　大学へ進学するということ（担当：伊藤泰郎）
　　　　学歴について考えるための基礎的な知識を得る。
第７回 学歴と格差について考える（2）　子どもの貧困（担当：伊藤泰郎）
　　　　子どもの貧困の実態を把握できるようになる。
第８回 学歴と格差について考える（3）　各種資料から探る（担当：伊藤泰郎）
　　　　日本社会の格差について多様な観点からとらえられるようになる。
第９回 学歴と格差について考える（4）　社会調査でとらえる（担当：伊藤泰郎）
　　　　格差に関する社会調査の結果を読み解くことができるようになる。
第１０回 学歴と格差について考える（5）　平等な社会の実現に向けて（担当：伊藤泰郎）
　　　　格差をなくす取り組みの現状について把握できるようになる。
第１１回 社会学とはどのような学問か（担当：中根光敏）
社会学の学問的特徴を理解できる
第１２回 社会学的思考（担当：中根光敏）
社会的思考を理解する
第１３回 社会学の方法（担当：中根光敏）
社会学の方法を理解する
第１４回 社会学理論（担当：中根光敏）
理論を理解する
第１５回 社会学の学び方（担当：中根光敏）
社会学の学び方を理解する
授業外学習の課題 2時間程度の事前学習：指定された課題を読んで臨むこと
2時間程度の事後学習：指定された課題への取組
履修上の注意事項 (1)受講生は、指示された課題などを読んだ上で、各講義を受講後、指示された日時までに課題レポートを毎回Moodleに書き込まなければならない。
（2）公認欠席は出席にはならない。一定の出席を満たなければ単位修得はできない。公認欠席時の資料は後日Moodleで配布する。
成績評価の方法・基準 毎回の課題レポートを点数化し、100満点で評価する。
テキスト 使用しない
参考文献 講義中適宜支持する
主な関連科目 社会学研究入門Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 講義終了後。講義内容に関する質問は、メールでも受け付ける。
添付ファイル 講義ルーブリック.pdf 説明
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部社会学科（理論・方法に関する科目） 24200 2024～2024 1･2･3･4 ○ ○ - - -