授業コード 23001300 クラス
科目名 日本史演習Ⅱ(崩し字解読・古文書) 単位数 2
担当者 腮尾 尚子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 古文書の崩し字(漢字)の高度な解読
授業の概要 (1)趣旨

「日本史演習Ⅰ(崩し字解読・漢字)」(1年生対象の新カリ科目)、または「人文学部特別演習(崩し字解読・漢字)」(2年生以上対象の旧カリ科目)」の発展科目。
この科目を履修する前に、「日本史演習Ⅰ(崩し字解読・漢字)」、または「人文学部特別演習(崩し字解読・漢字)」を履修しておく事が望ましい。

(2)対面型授業・座席指定制
第1回授業において、「座席表」により「座席指定」を行う。

(3)新型コロナ対策
新型コロナが蔓延した場合、途中回から「オンデマンド型」授業に切り替える可能性がある。
いつ「オンデマンド型」授業に切り替わっても困らないよう、各自、パソコン・プリンターを自宅で使えるようにしておく事。

(4)この科目を履修するための前提条件
必ず第1回授業に出席して、「授業ガイダンス」を受け、その内容を理解する事。
「授業ガイダンス」を受けない学生や、受けても内容を理解しない学生には、この科目の履修を許可しない。

【注意】第1回授業に出席する際は、各自、この「シラバス」を紙に印刷して持ってくる事。
(印刷の仕方が分からない場合は、本学情報センターで教わる事が出来る。要予約。)

(5)「後期末試験」を受験するための前提条件
「欠席回数」(出席カードの無効回数も含めた回数)を、「2回以内」にとどめる事。
且つ、必ず第15回授業に出席して、「後期末試験ガイダンス」を受け、その内容を理解する事。
「後期末試験ガイダンス」を受けない学生や、受けても内容を理解しない学生には、受験を認めない。

(6)書き込み式プリントの活用
ほぼ毎回、教室で、書き込み式のプリント(紙)が配布される。
学生は教員の解説を聞き、板書を見ながら、書き込み式プリントに「手書き」で記入する事。

(7)「出席カード」の記入・提出
毎回、指示されたテーマに沿って、「出席カード」に文章を「手書き」して提出する事。
この科目では、「出席カード」の提出状況に基づいて、出席回数をカウントする。
所定の条件を満たしていない「出席カード」は、提出しても無効となる。(出席1回分としてカウントされない。)
学習の到達目標 (1)「ガイダンス」プリントを熟読する事により、「読解力」を身に付ける。
何のために何をするのか、しっかりと理解した上で、学習活動を行う事。

(2)「異文化理解」の姿勢を身に付ける。
「異文化」とは、外国の文化だけを指すわけではない。
同じ日本という国の文化であっても、数百年以上も前の古い日本の文化は、現代日本人にとって一種の「異文化」である。
「異文化」を真摯に学ぶ事を通して、視野を広げ、自分自身の立ち位置を客観的に俯瞰する力を身に付ける。
授業計画 第1回 《9月26日(木)2限》

(1)座席指定。
当日、教室内カードリーダー付近に「座席表」が置いてあるので、1人1枚ずつ取る事。
「座席表」に従って着席する事。

(2)「授業ガイダンス」のプリント配布と解説。
「授業ガイダンス」の内容は、この「シラバス」の内容とも関連する。
学生は各自、「シラバス」を紙に印刷して持参する事。
(印刷の仕方が分からない場合は、本学情報センターで教わる事が出来る。要予約。)
第2回 《10月3日(木)2限》
古文書の種類について
第3回 《10月10日(木)2限》
漢文の返り点について
第4回 《10月17日(木)2限》
漢文の書き下し文について
第5回 《10月24日(木)2限》
古文書その一の解読(年月日など)
第6回 《10月31日(木)2限》

(1)「第1回小テスト」実施。【15点満点】

(2)ここまでの学習のまとめ。
第7回 《11月7日(木)2限》
古文書その一の解読(宛名など)
第8回 《11月14日(木)2限》
古文書その一の解読(題名など)
第9回 《11月21日(木)2限》
古文書その一の解読(本文など)
第10回 《11月28日(木)2限》
古文書その二の解読(年月日など)
第11回 《12月5日(木)2限》

(1)「第2回小テスト」実施。【15点満点】

(2)ここまでの学習のまとめ。
第12回 《12月12日(木)2限》
古文書その二の解読(宛名など)
第13回 《12月19日(木)2限》
古文書その二の解読(題名など)
第14回 《1月9日(木)2限》
古文書その二の解読(本文など)
第15回 《1月16日(木)2限》

(1)「後期末試験ガイダンス」のプリント配布と解説。

(2)この科目の全体的な内容のまとめ。
授業外学習の課題 (1)授業の復習をしっかり行う事。(予習はしなくてよい)

毎回の授業の後、必ずその回の内容の復習を行い、次の回の授業に備える事。
古文書の基礎知識を身に付け、崩し字の一字一字の形状や読み方を覚える事。
(筆記試験には、古文書の文章を現代語訳する問題は、出題されない。)

(2)各自で辞書を引いて、言葉の意味・漢字の字形を調べる事。

授業中、自分にとって聞き慣れない言葉・見慣れない漢字が出てきたら、自主的にメモしておき、授業後に一つ一つ辞書を引いて丁寧に調べる事。
メモは、プリントの余白に記すか、または、自分で用意したメモ用紙・ノート等に記す事。
履修上の注意事項 (1)「全ての回の授業に出席する事」が基本である。
欠席回数(出席カードの無効回数も含めた回数)が「3回以上」となった場合、単位を取得できない。
尚、欠席回数をカウントする際、本学が認定する「公認欠席」(忌引など)は除いてカウントする。

(2)第1回・第15回の授業を欠席した場合、単位を取得できない。

(3)提出物の文字を殴り書きする学生には、単位を認定しない。
文字を「手書き」する事が面倒だと思う学生は、この科目を絶対に選ばない事。(ミスマッチ防止)

(4)この科目の授業中、スマートフォンは使用出来ない。
常にスマートフォンを触りたいと思う学生は、この科目を絶対に選ばない事。(ミスマッチ防止)

(5)この科目(後期科目)のシラバスは、8月に内容を一部修正する可能性がある。
成績評価の方法・基準 (1)筆記試験の得点の合計(100点満点)によって、成績評価する。
   配点の内訳は、次の通り。

①「第1回小テスト」(15点満点)
 前回までの授業で学んだ崩し字を解読する問題や、専門用語を答える問題。

②「第2回小テスト」(15点満点)
 前回までの授業で学んだ崩し字を解読する問題や、専門用語を答える問題。

③「後期末試験」(70点満点)
 授業中に解読した古文書の影印の崩し字を解読する問題。


(2)「第1回小テスト」・「第2回小テスト」・「後期末試験」は、参照物不可。

(3)「第1回小テスト」・「第2回小テスト」の「追試験」は実施しない。

(4)シラバスやガイダンスの内容を理解しない学生、受講・受験のルールを守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、点数や出席回数と関係なく、単位を認定しない。

(5)本人の努力不足やルール違反によって「D」・「X」となった学生が「単位を下さい」といってきても交渉には一切応じない。
テキスト 授業中に配布する書き込み式プリントを以てテキストに代える。
参考文献 『毛筆版 くずし字解読辞典』(児玉幸多編、東京堂出版)
主な関連科目 「人文学部総合科目」の「日本史演習Ⅰ(崩し字解読・漢字)」・「日本文学演習Ⅰ(崩し字解読・平仮名)」・「日本文学演習Ⅱ(崩し字解読・古典文学)」など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
「出席カード」に質問を書いてもよい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科(人文学部総合科目) 23200 2024~2024 1・2・3・4 - -
人文学部社会学科(人文学部総合科目) 24200 2024~2024 1・2・3・4 - -