授業コード 23000600 単位数 2
科目名 芸術文化論 クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 沼本 秀昭 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 芸術文化論
Study of Art and Culture
学修の概要 芸術は、古来人間が洗練・発展させてきた精神文化のひとつである。様々な芸術の分野があるが、絵画芸術と音楽芸術は二つの主要な領域であろう。この授業では、人間が絵画や音楽などをどのように作り上げてきたか、そしてそれらの芸術が社会にとってどのような意味をもち、人々の関係においてどのような役割を果たしてきたかを考察する。講義15回分の構成については、第1回はガイダンスとし、第2回~8回は絵画芸術、第9回~17回は音楽芸術とする。絵画芸術では絵画の歴史的な変遷とその表現が生み出された背景について理解し、実際の制作を通して考察を深める。音楽芸術では音楽の歴史的な変遷、音楽の種類、作品の独創性の観点から音楽文化を多角的にとらえながら、主に音楽鑑賞と履修者間の対話を通して考察を深める。
学修の到達目標 【絵画芸術領域】絵画の歴史的な変遷とその表現が生み出された背景について理解し、実際の制作を通して創造できる。
【音楽芸術領域】音楽の歴史的な変遷、音楽の種類、作品の独創性の観点から音楽文化を多角的にとらえることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(本授業の目的,計画など)
第2回 【絵画芸術領域】指で描く
第3回 【絵画芸術領域】地面に描く
第4回 【絵画芸術領域】墨で描く(オンデマンド)
第5回 【絵画芸術領域】写実表現について
第6回 【絵画芸術領域】抽象表現について
第7回 【絵画芸術領域】デジタルアートについて
第8回 【絵画芸術領域】振り返りとまとめ
第9回 【音楽芸術領域】古代・中世・ルネサンス
第10回 【音楽芸術領域】バロック・古典派
第11回 【音楽芸術領域】交響曲
第12回 【音楽芸術領域】ロマン派(オンデマンド)
第13回 【音楽芸術領域】オペラ
第14回 【音楽芸術領域】近代音楽
第15回 【音楽芸術領域】現代音楽
授業外学習の課題 【絵画芸術領域】
・事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回のテーマを発表するので、各自出来る限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておいて下さい。
・事後学習(2時間程度):2回から7回の授業内容は8回目の授業時にポートフォリオとして提出してもらいます。各自で資料の整理・収集をして下さい。

【音楽芸術領域】
履修者には学期途中課題として自身の好きな楽曲を短時間でその他の履修者にプレゼンテーションする課題を課します。詳細は第1回授業の際に説明します。
履修上の注意事項 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の資料は後日配布します。
・プレゼンテーション時に公欠となる場合、代替え処置で対応します。
・ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業はMoodleを利用します。
・欠席時の内容については、各自自ら教員に確認して下さい。

【絵画表現領域】
基本的に個人の製作に関する材料費は、個人負担となります。制作をするため手や服が汚れる場合がありますので注意して下さい。

【音楽芸術領域】
有意義な学習成果を得るためには聴いたことのない多種多様な音楽を主体的に受容・批評しようとする態度が必要でとなります。
成績評価の方法・基準 絵画芸術領域と音楽芸術領域を各50%の割合とし、最終的に合計して成績を評価します。
それぞれの領域の評価方法・基準は下記の通りです。

【絵画芸術領域】
1. 授業内の課題作品・レポート(96%)
2. ポートフォリオ(4%)
提出されたポートフォリオは返却時にフィードバックを行います。

【音楽芸術領域】
1.各回の授業の感想(20%)
2.学期途中課題(自身の好きな楽曲のプレゼンテーション)(30%)
3.学期末課題(レポート)(50%)
テキスト 【絵画芸術領域】・【音楽芸術領域】
必要に応じて紹介します。
参考文献 【絵画芸術領域】
川瀬佑介(監修)にしうら染(イラスト)(2019)『マンガで教養 はじめての西洋絵画』朝日新聞出版

【音楽芸術領域】
明石潤祐・三宅はるお(2023)『歴史を知ればもっと楽しい!西洋音楽の教科書』ナツメ社
岸本宏子ほか(2020)『つながりと流れがわかる西洋音楽の歴史』アルテスパブリッシング
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
【絵画芸術領域】
授業後に回収するコメントシートに質問・相談事項を記載しても大丈夫です。授業内容に関する質問ならば、次回授業冒頭で全体フィードバックという形で回答します。相談内容についてはメール等を通じて個別に対応します。

【音楽芸術領域】
Moodleに入力された各回の授業の感想の中に質問があれば,Moodle上で回答します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科(人文学部総合科目) 23200 2024~2024 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) 22200 2024~2024 1・2・3・4 - -
人文学部社会学科(人文学部総合科目) 24200 2024~2024 1・2・3・4 - -